今日、10日ぶりぐらいに電動自転車に乗ったら年末にバッテリーを充電器にぶっ差したままだったのを思い出し、「あーーーーやってもたーーーー!」となってました。
電気の通っていない電動自転車なんて、ただのやたらペダルの重たい重量級チャリなんだなと改めて実感。漕ぎだしにすんごい踏ん張りが必要なので、無駄に脚力を浪費した気分です……。
帰宅してからすぐにバッテリーを玄関先に置いたのは言うまでもありません。次乗る時は絶対に忘れずにセットしなくては……!
そんなこんなで、『キセイラッシュ』に頂戴したレビューコメントに対するお礼の近況ノート其の③です。
☆閑古路倫さま
https://kakuyomu.jp/users/suntarazy『読後感のザラつく感じは、ホラーの醍醐味』とお書きいただきまして、とても嬉しいです!
ホラーもミステリーも、最後にどんでん返し的な展開があると「やられたー!」となりますよね!
そして読み終わった後も余韻に引っ張られてぞわっとする体験が出来たなら、満足感も凄い。
そういう意味では物語としては閉じてるけど、物語の中の世界はその後も続いていくんだという印象を残して締めておきたいと、ホラーを書く時はいつも思います。
私、米澤穂信さんの本の中でも『儚い羊たちの祝宴』が一番好きなんですが、ラスト1行の衝撃にこだわり抜いた5つの物語が入った短編集で、その1行が「おぉぉ!」となるものばかりなんですよね。
最後の最後まで楽しませたいという米澤さんの心意気みたいなものをひしひしと感じて感動するんですけど、そういう気持ちで私も書きたいなと思ったりします。
閑古路倫さまはたくさんの作品に対してレビューコメントをお書きになってらっしゃって、どのレビューのキャッチコピーにも鉱物の名前を使用されているのです。
『キセイラッシュ』には”柘榴石”を用いてらっしゃって、深く濃い赤い色を血に見立ててらっしゃるのかとも思ったのですが、ガーネットではなくあえて柘榴石の名前を使っていらっしゃるのは柘榴がとあるものの味だと言われていることも関係しているのでしょうか……。
だとすれば、キャッチにもとても気を配ってお書きになる方なんだなと、改めて深く感謝したい気持ちです。
この度は素敵なレビューコメントをお寄せくださり、本当にありがとうございました!