瑞野 蒼人

読了してすぐ、そんな気持ちになりました。
素直な恋心を描くすごくストレートで混じり気のない作品です。

になるかもしれませんね。もしかしたら。今はまだびっくりされるかもしれませんが、こんな恋愛が受け入れられる未来、来てほしいなって思いました。

を、体現したような作品です。とても暖かい気持ちになれます。ぜひ。

キャッチフレーズに牽かれて読んだひとは必ず驚くであろう。物語が進むにつれて、独特な「明るいけどどこかもの悲しさを感じる」文体が一気に効いてくる。是非読んでほしい。

穏やかな言葉選びなのに、そのなかには狂気とも言える世界が見えかくれする。このコントラストが非常に絶妙。このタッチのまま、連載で長編にしてもらいたいと思うぐらい、もっと読みたい！！と…続きを読む

サラッとしたタッチなのに、2人の紆余曲折・離別・それからの後日談、すべてしっかりまとめられている。しかもわずか3000字少々。これはお見事としか言えません。泣けます。

美しくも儚い恋物語。悲恋とわかっていながらも、読み進める指が止まらない。素晴らしい作品です。これを貴方よりも先に思いついていれば……と悔しくなるほど。笑

言葉選びが非常に秀逸で、それが独特な昔話風の世界観を見事に演出しています。思わず読了後、うううんとうなってしまったほど。お見事です。

こんなほがらかで微笑ましい老後を送れることが、人生にとって最大の幸せなんだろうかとちょっと考えてしまった。自然と笑みがこぼれてくるような、そんな作品。

ってぐらいにおすすめ。私自身スーパー銭湯は好きだが、あまり行く機会がなく今も不慣れなままだ。そんな銭湯ビギナーには刺さる心の叫びが書き連ねてある。銭湯好きもそうでない人もぜひ読むべ…続きを読む

いや、まったくそのとおりだね。という言葉が読了後に自然と口から出てきてしまった。独特の文体から放たれる妙な世界観が、そうさせているのか何なのか。癖になるエッセイです。

「目に見えないものを信じる？」 この作品を読んだときに突きつけられた問い。読了後、あなたもきっと考えてしまうでしょう。見えぬものに思いを馳せること。それを考えされられる暖かみのある…続きを読む

短編の名手になりそうな予感に溢れた作品です。シンプルなストーリーを引き立てるテンポのよい文章の組み立て。短編好きにはおすすめです。

好き勝手しゃべることがなかなか許されない強豪スパルタ放送部出身の者です。こんな明るくて馬鹿で楽しい校内放送をやりたかったなぁ・・・と思いながら読ませていただきました。会話ベースで読…続きを読む

坂の町神戸の美しい景色や街並みを文章で想像できるほどに美しい描写で、とても魅了されました。坂物語、素晴らしいです。

神戸～大阪の湾岸ぞいの光景が鮮やかに目に浮かぶ。そこに男女の恋愛模様が織り交ぜられるしっとりとした作品です。素晴らしかったです。

小学校の委員会活動から高校まで８年続けていた、元放送部員です。 カクヨムで放送部の小説がないかと探し、ここに行き着きました。とても洗練されている。余計な言い回しや言葉が一つもない…続きを読む

キリトリセンの存在意義。これが理解できた時、作品をもう一回読みたくなる。使い古された言葉かもしれないが、実際に私はそう思った。夏の刹那的な思い出をふと蘇らせてくれるような、そんな駆…続きを読む

まさに王道ど真ん中。幼馴染同士のラブストーリー。でも、ところどころに筆者らしさを感じる表現を垣間見ることが出来て、とても素敵な作品です。口当たりのよくて清涼感たっぷり、まさにかき氷…続きを読む

最近、この作品の世界観までは行かなくても、花火大会が「自然災害」以外の理由で中止になってしまうことが増加している。そんな未来に、花火を残すことができるんだろうかと、ふとそんなことを…続きを読む

筆者の花火に対する並ではない知識や、想像力を感じた。年齢を経ていなければ決して理解できないような巧みな心理描写も素晴らしいです。感服いたしました。

茶道部っていままでどんな存在なのか、元文化部の自分にもあんまりわかっていなかった。でも、この作品のお陰でそれがすごく身近に感じられて、とても印象が変わった。毎日飲むお茶にも、何だか…続きを読む

花言葉からうまく発想を飛ばした素晴らしいパターンです。
しかも、どこか文章中から不思議と怪しげな妖艶さが漂ってくる。
不思議な魅力に間違いなく魅了される、大人の作品です。

太宰治に勝つ？ああそうか、偉大な文豪だし、ここは文章力でね。と思ったら大間違いだった。そして同時にほっこりしました。