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月瀬、資格取れってよ。


 ふわり、ふわり。


 週末に近づく金曜日は、休息と言う名の甘い蜂蜜に誘われつつある身体が、疲れた精神も綿あめのようにするすると溶かしていくようで、仕事帰りの足取りが自然と軽くなる。

 雨上がりの空を見上げると、透き通る空気がそぉっと身体に落ちてきて、深く深く肌に染み渡ったところで、浅い呼吸。

 月が零した優しい光を喉の奥へ呑み込んで、ふぅっと、淡い色の吐息を春の空気に混ぜ合わせる。

 立ち止まって耳を澄ますと、とくとくと心が震える音が聴こえてきて、どこからか懐かしいカレーライスの香りが、焦げた土の柔らかな足元の温もりとともに、頬を撫でていく。



 今晩は。月瀬澪です。



 しばらく小説を書いていない身の私でありますが、更に小説を書けない事情が積み重なって、今に至っているのです。


 う~ん。
 ……言い訳がましいですねぇ。


 タイトルにもある通り、そろそろ仕事の次のステップを目指すべきらしく、

「月瀬、資格取れ」

 とのプレッシャーを会社の上司から受けているわけであります。


 要は、「いいから、勉強せぇ!」ってことなんです。



 ……めんどくさっ。



 小説を書き始めてから、『インプット』という作業がとても楽しくなっていて、常に新しい情報を貪欲に入手すべく、感度抜群のアンテナを立てながら、あっちこっち彷徨い歩いている私ですが、


 資格勉強の内容って、今、描きたい物語のテーマとも非常に合致しているんですね。

 なので、小説の構想を練りながら、しばらく資格の勉強の方に腰を据えて励みたいな、と考えている今日この頃。


 資格の勉強もして、小説も書きなさいという声が聞こえてきそうですが、

「二兎追う者は、一兎も得ず」

 という冷酷な現実と、私の作業キャパと、限られた可処分時間がぐるぐると襲い掛かってくるのです。



 1日よ、48時間になれ!!



 ということで、去年の秋くらいから、散々、カクヨムで「書く」も「読む」も放置してきた私ですが、しばらくまた放置プレイが続くという近況報告です。もとい、生存報告です。



 あぁ、小説書きたい。


 その思いを胸に、しばらく頑張ります~~~~。




<追伸>


 先日、一週間ほどの休暇をいただいて、今年もまたディズニーリゾートへ行ってまいりました。

 初めてディズニーシーの人気アトラクション・ソアリンに乗ったのですが、感動しすぎて、呼吸も忘れました。

 夢の国、最高です。


 写真は、夜空を照らすイッツアスモールワールドと花火。


 来年も行きたい―。


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