こんにちは。
今日も叫びだしたいほどに暑いですね。実際、スマホの熱中症アラートは今日も元気に叫んで警告してくれています。
すみません、今回のノートは私の勝手な創作の呟きです。
宣伝でもなければ、読んで頂いて得られるものも特にないと思いますので……ただ、「時間つぶし程度でええわ」という方のみ、読み進めて頂けたらと思います。
現代人はイソガシイ。
さて。GSこえけんが始まってからワタクシ、癒しについてずっと考えてまいりました。
癒しって、一言でいうのは簡単ですが、実のところ結構難しい事に気付きまして。
感動してもらおう、笑ってもらおう、悲しんでもらおう、苛々してもらう、と考えて物語を作ったり台詞を作るのは自己評価ではありますが、これまでどうにかなってきました。しかしながら、『癒そう』となると……。
――ん? 癒し?
マッサージ?
美味しいもの?
優しい言葉?
綺麗なもの、可愛いもの?
エロ?
ラブコメ?
考えれば考えるほど、癒しの要素が分らなくなってきました。
もの悲しい物語や、感動的なシーンに触れて思いきり泣くのも結果、癒しにつながるし。思いきり笑ってスカッとするのも癒しに繋がるし。
ちょいエロ展開にドキドキワクワクするのも、癒しでしょうし。
ゾンビが好きな人ならゾンビ映画見れば癒しになるじゃないですか。ムカデが好きな人はムカデを枕元で発見しても癒されるだろうし。
ちなみに、『癒し』という言葉を調べると、『肉体の疲れ、精神の悩み、苦しみを何かに頼って解消したりやわらげたりすること』だそうです。
つまりは『癒し』なんて人の数だけあるんやないかい。と。
若い頃は「癒し系というよりは威圧系だな」と笑われていた私としては、余計、癒しというものの正体がつかめず困りました。
はい、『彼女と私の秘話』を書きながら、首を捻っておりました。
とにかく癒しというのは幅が広く自由度も高い、という事は分ったわけですが……。おそらくは、何かしら心が潤う展開を『癒し』、というのかな、と現在は自分なりの結論に至っております。
GSこえけんは、ヒロインという大きな要素があるので、ヒロインとのやりとりが心を潤すものであるのが大前提なのかな。
そこに、エロをもってくるか。マッサージをもってくるか。爆笑展開を持ってくるか。はたまたゾンビや害虫を持ってくるか。
それはもう、作者それぞれの手腕となってくるのでしょう。
私の場合、カタブツ神官と情熱的なお嬢様のユーモアラスな会話劇や、仕事で必死に背伸びしながらも自己評価の低さから抜け出せない彼がヒロインの言葉で元気付けられ、自然体でいられる時間を得る。という展開で『癒し』の要素としたものの、葛藤や切なさの方が強くなってしまい、「こりゃ失敗した」と少し反省しております。
自分で言うのもおこがましいのですが、作品自体は悪いものとは思ってません。結構、いい仕上がりになった(笑)
ただ、応募要項にばっちり合致しましたかと問われると、
「うーん……30%くらいは確実に?(苦笑)」
しかも、要項の最後にあったんですね。
『聞けば心が軽くなる作品!』
このフレーズ、見逃してました。
あーあ。ラストで読者さん切なくして、泣かせてどうすんの……。
でも、いいんです。満喫して下さった方がいらっしゃるから!
楽しんでもらえて、嬉しかったから。書いてよかったと思いました!
『彼女と私の秘話』
は、もう、これでいい!!!!
そうだ! 泣けば心が軽くなるよ! そうだよ!
そういうことにしておこう。
精進します……
このノートで、読んで下さった方に何か持って帰っていただくとしたら、『応募要項は隅から隅まで、きっちり読みましょうね』という言葉くらいでしょうか。
書くぞ! ってなってる時は興奮状態に陥ってるから、読んでるつもりでも、見逃す事ってあるんですよ。
だから何回もしつこいくらいに確認してね。
つらつらと長いノートをここまで読んで下さって、ありがとうございました。