こんばんは。
現在、20代の時に書いた小説を手直しして連載しています。
そこで気づきました。
20年前と同じようなテンションの小説を書くのが、非情に難しい事に。
テーマは20年前の自分と共有できます。
資料がちゃんと手元にあるので。
知識は泣きたくなるほどごっそり抜けているけど、調べて何とか形にする事はできます。
しかし、どうやっても主人公の言葉遣いで、地の文で、発想で、当時の勢いをキープするのが難しい。
うっかりすると、別人が書いたような文章になってしまいます。
「なんか全体の雰囲気が落ち着き過ぎているというか、しおれていくな……」そう思って、何度か書きなおしました。
20年前の自分は、前世に等しかった。
小説は何年も温めるより短期間で書ききった方がよいよ、と某小説家の先生がyoutubeで仰っていましたが、こういうことだったのかと痛感しました。
件の作品は『真識人の物語』
https://kakuyomu.jp/works/1681733066944609350020歳若返ったつもりで書かなければ。
これも修業じゃー。
ピチピチのおネエちゃんに戻るんじゃー。