昼間なのに今ものすごく眠たい怜です。昼ごはん食べて少しすると、眠くなりません?(誰に聞いてるのだろうか)。
さて、ちょっとだけ〝Where〟の裏?話とボツ案を。
まず主人公の佐倉伊織について。「伊織」という名前は、中学時代に好きだったマンガの登場人物の名前を基にしています。(ちなみにBLではない。)当時からとても気に入っていた名前です。気に入り過ぎて、書くかどうかも分からないBL小説の原案に使用したくらいです。男性・女性、どちらでも違和感のない素敵な名前だと思います。
佐倉という名字は、悪く言えば適当に、少し見栄えよく言えばフィーリングで決めました。江森という名字や、その他の登場人物の名前も思いつきで名づけました。登場人物の名前を決める際、私は思いつきと勢いだけで決めることが多いです。
ボツ案……というか、こういうシーンも入れようかなーと思ってたけど結局はやめたエピソードの話を。
主人公が居候している家、元々は三人家族で両親と一人息子が住んでいましたが、息子は大学進学を機に家を出て行きます。それきりほとんど実家へは顔を出していない、ここまでは本編で書きました。両親とは以前からあまり仲が良くなくて、親元を離れてからは連絡すらろくに取り合っていない、とかいうどーでもいい細かな設定は置いておいて。
その息子が、ある日ひょっこりと実家へ顔を出す、という話を書こうと思っていました。
本編で書いた通り、過去に主人公へ暴行を働いた息子。(名前は考えてすらいない。)突然、姿を現した憎き相手に主人公は戸惑い、なんとも嫌な予感をおぼえます。その晩、予感は的中し息子は再び主人公へ手を出そうと近づきます。抵抗している最中、事前に行っていたメールのやり取りで不穏なものを感じ取っていた恋人が助けに来ます。そして二人で逃げ出して、息子は親に悪行がばれて……、とかいう流れを漠然と考えていました。
暴行シーンって、例え嘘でも書くのためらうし、嫌な気持ちになるんですよね。まずそれがボツにした大きな理由です。あとはまあ、単純に入れる隙間と書く時間がなくなったというか……。襲われているところを恋人が助けに来る、という展開はあまりにもベターですしね。そういうハプニングがあって二人の絆はより深まっていく、ということなら、主人公が自身の暗い過去を告白してから恋人との絆は充分に強くなっていくので、必要性は薄かったですね。ボツにしてよかったです。
……こういう感じで、あまり大したこともない話をもう少しだけ続けようと思います。