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「Where is」についての雑談、的なもの。その①

 昼間なのに今ものすごく眠たい怜です。昼ごはん食べて少しすると、眠くなりません?(誰に聞いてるのだろうか)。

 さて、ちょっとだけ〝Where〟の裏?話とボツ案を。
 まず主人公の佐倉伊織について。「伊織」という名前は、中学時代に好きだったマンガの登場人物の名前を基にしています。(ちなみにBLではない。)当時からとても気に入っていた名前です。気に入り過ぎて、書くかどうかも分からないBL小説の原案に使用したくらいです。男性・女性、どちらでも違和感のない素敵な名前だと思います。
 佐倉という名字は、悪く言えば適当に、少し見栄えよく言えばフィーリングで決めました。江森という名字や、その他の登場人物の名前も思いつきで名づけました。登場人物の名前を決める際、私は思いつきと勢いだけで決めることが多いです。

 ボツ案……というか、こういうシーンも入れようかなーと思ってたけど結局はやめたエピソードの話を。
 主人公が居候している家、元々は三人家族で両親と一人息子が住んでいましたが、息子は大学進学を機に家を出て行きます。それきりほとんど実家へは顔を出していない、ここまでは本編で書きました。両親とは以前からあまり仲が良くなくて、親元を離れてからは連絡すらろくに取り合っていない、とかいうどーでもいい細かな設定は置いておいて。
 その息子が、ある日ひょっこりと実家へ顔を出す、という話を書こうと思っていました。
 本編で書いた通り、過去に主人公へ暴行を働いた息子。(名前は考えてすらいない。)突然、姿を現した憎き相手に主人公は戸惑い、なんとも嫌な予感をおぼえます。その晩、予感は的中し息子は再び主人公へ手を出そうと近づきます。抵抗している最中、事前に行っていたメールのやり取りで不穏なものを感じ取っていた恋人が助けに来ます。そして二人で逃げ出して、息子は親に悪行がばれて……、とかいう流れを漠然と考えていました。
 暴行シーンって、例え嘘でも書くのためらうし、嫌な気持ちになるんですよね。まずそれがボツにした大きな理由です。あとはまあ、単純に入れる隙間と書く時間がなくなったというか……。襲われているところを恋人が助けに来る、という展開はあまりにもベターですしね。そういうハプニングがあって二人の絆はより深まっていく、ということなら、主人公が自身の暗い過去を告白してから恋人との絆は充分に強くなっていくので、必要性は薄かったですね。ボツにしてよかったです。

 ……こういう感じで、あまり大したこともない話をもう少しだけ続けようと思います。

2件のコメント

  • 伊織くん、本当に素敵な名前だと思います!中性的で、伊織くんにぴったりですよね(うん?)!私は江森くんの「佐倉」呼びも好きでした…佐倉も、伊織も質感がちょっと似ていて、どちらも違和感がないですね。

    ボツ案、そうだったんですね…確かに、たとえ嘘でも…って分かります。フィクションでもやっぱり、文章としてその世界の現実にしてしまうのはあれですよね。でも、恋人が王子様的に助けに来てくれるっていうのは、ベタではあっても気持ち的にはアリ!(笑)
    でも確かに、過去の告白で十分それはなされてますね。私などが言うことではないですが、この展開でよかったと思います。

    あとそれから、僭越ながらレビューを書かせていただきました!魅力の百分の一も書けておらず申し訳ないのですが…どうしても書かずにはおられませんで、お見逃しいただければ…

    ではでは、雑談その②も楽しみにしていますっ!
  • 江森の「佐倉」呼び、実は私も気に入っています。もっと呼ばせたかった……。
    半ば適当に考えたのに、佐倉伊織っていう響きが自分の中でもしっくりくるというか、なんとなく控えめな人物像に当てはまっているような気がします。苗字も下の名前も、聞いただけで勝手に女の子を連想しそうですね。

    肯定して頂けて、ありがたいです。
    既につらい目に遭っているのにまた……?と、どうしても躊躇してしまいました。
    白馬の王子様展開(と勝手に命名)、ベタだけどやっぱり見たくなりますよね。よく分かります。現実ベースで多いのだと、酔っぱらいに絡まれているところを助けるとか。一度くらいは、そういう展開も書きたかったなぁ。

    そして、レビューの件。
    感動して、あと嬉し過ぎてうるっときました。ありがとうございます。
    「心の宝物みたい」とか「ものすごく素敵な作品」とか、なんてもったいないお言葉を……。恐縮すると同時に、ちょっとだけ自分に自信を持てました。

    ほんと、どうでもいいような小さなことばかりですが、楽しみにしてもらえるのなら書き甲斐がありますね。近々また書きたいと思います。
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