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逃げること。(ただの生存報告)

お久し振りです。この場では一ヶ月以上、音沙汰のなかった怜です。
……音沙汰なくても誰にも何の支障もないけれど、ただ生存報告だけをしたくて近況を書いてます。
なお、ここから先は、どうでもいい雑談となります。しかも、やっぱり暗い(笑)

ここしばらくの間。普通に、生きてはいたけれど、活動は自主的に休んでいました。
休んでいた、という表現が正しいのかどうか分かりませんが……。書けなかった、とも違うし。ただほとんど「書いていなかった」のは事実です。
的確な表現をすれば、「逃げていた」ということになると思います。
別に、誰かに何か言われたという訳でもないのですが、急に自信とやる気を無くしたまま生活していました。いやまあ、自信なんてものは元からあるかないか分からないくらいの量しか持ち合わせていないんですけどね。
とにかく、ずっと書くことから目を背けて過ごしてました。自分でも、理由はよく分からずに。

逃げ続けるうちに、怖くなっていきました。このページを開くのが。何よりも、自分と向き合うのが。今だって怖いけど、こうやって近況を書けてるからちょっとは復活したみたいです。
あまり晴れやかでも穏やかでもない心中で過ごしながら、昔のことを思い出していました。かつて学生だった自分は、今のように逃げまわってばかりいたんです。逃げ出したきっかけも、今になって思えば些細なものでしたが、後に負った代償は結構……大きいというか複雑なものでした。
当時の自分がとった行動が正しかったとは思えません。だけどそれが、良くも悪くも現在へと繋がっているので否定もできません。
今も過去を引きずりながら生きてるし、すぐに逃げたくなります。
でも逃げ続けた先で自分が苦しむ未来が待っていることも、知っています。痛いほど知っているようでいて、私はすぐにそれを忘れてしまいます。
身の危険が伴う場合は別として、逃げるのって楽に思えるけれど、実は解放されるのは一時だけなんですよね。罪を犯して逃げても、ずっと罪悪感がつきまとうように。つらくても怖くても何とか向き合えば、心が軽くなるし逃げるよりもよっぽど楽。私の場合、向き合う勇気を出すまでが、いちばん時間かかるんですけども。それでも罪悪感を抱えながら逃げ続けるよりは、まし。逃げた先で傷つくのは自分自身だから。
昔の自分にも、今の自分にも苦しい思いをさせてばかりだったと、筆をおいていた間に改めて気がつきました。

――すっかり長くなってしまいましたが、とりあえず今は少しずつ自分の作品たちと向き合い始めてます。
連載中の話を読んで下さってる方々、更新をおろそかにしてしまって申し訳ありません。物語のキャラクターたちにも面目ないです。心の中で土下座して謝っておきます。なるべく早めに続きを公開できるように頑張ります。
そして放置している間にも覗きに来てくれた方がいたみたいで……。通りすがりの方かもしれませんが、本当にありがとうございます。

先月の初めに書いた抱負が急速に遠退きつつありますが、小さくともできることからやっていきます。
まずは、逃げずに向き合うことから。物語と。自分と。
下手でも、自信持てなくても、とにかく書きまくることにします。

9件のコメント

  • Twitter見ています。
    書く仲間だから仲良くするというよりは怜さんという方だから、なんだと思うんです。
    Twitterでもいいので、なんでも呟いてみてくださいね。みんな待っています。ただ負担には思わないでください。気が向いた時でいいと思います!

    書けない時は書けないもんです。とことん書かないというのも選択肢の一つですよ。きっと、「ああ、書きたい」と心から湧き出てくる日が必ずくるものです。
  • 怜さん。

    近況報告ありがとうございます。
    お元気そうで何よりです(o^^o)

    雪☃️が降らない静岡県でも、今年は少し積もりました。
    怜さんの所はめちゃくちゃ大変だったでしょう。
    雪国の方たち、頭が下がります。

    マイペースって大事だと思います。
    書きたくなったらでいいですよ。

    実は私の作品、二年以上放置しているものがあります。
    重い話と向き合うのがしんどくて……。
    キャラ全員、違う作品で楽しんでもらいました。

    怜さんに会えただけで、幸せな朝です!
    近況ノートでは相変わらずおバカなデバネズミを晒しているので
    お時間ある時、笑いに来てくださいね。

    デバデバ。

  • 逃げるのは喉が渇いていて海水を飲むようなものですよね…。あるいは止められないポテチ(笑)私も「とりあえずもう今日はいいよね」で何もせずに何日、何百日過ごしてきたことか。いや今もですが。

    学生時代の葛藤や傷がおありなのですね。でもそういうものは本当に、創作の種になる、自分にしかない経験だと思うので、プラスもマイナスも資産です。世界中で怜さましか持っていない経験ですから。

    そして近況、これって結構、跳び箱の踏み切り板のようなものになりうるような感じしますよね。近況をアップできたというのは大きなことです!!私もずっと「今日は近況書けそうかな、書く気持ちがわきそうな雰囲気かな…(結局寝る)」ってな感じだったので、先を越されました!(笑)
  • 怜です。
    ありがとうございます。皆さんからもらった温かいお言葉、深く身に沁みました。
    遅くなってしまいましたが、今からお返事を書かせてもらいます。
  • うさこさん。

    こちらでもツイッターでも、いつもお世話になってます。
    なんだか、同じような暗い悩みばかり書いてはなぐさめてもらって……の繰り返しのような気がしますね(苦笑)
    でも、小説は書けなくても、こうして胸のうちを文章という形で表に出せたことで、少しだけ気持ちが楽になるような気もします。誰かから励ましの言葉をかけてもらうと、それが希望になります。

    ツイッターでも、気持ちをどんなふうに呟けばいいのか分からなくて、あまり呟けずにいたのですが、これからはもうちょっと気軽に呟いてみようと思います。物語を書く時も、これまでのように気軽に書き進められるようになると、信じます。

    怜という存在を見ていてくれて、本当にありがとうございます。
  • ハナスさん。

    相変わらず、つまずきながらも何とか元気にやっています。
    雪は、一時期たくさん積もりましたが今はちょっとずつ溶けています。雪続きでも晴れが続いても路面が好ましくない状態になるので、面倒くさいです(苦笑)
    だけど、普段降らないところで積もるのも面倒ですよね。何も被害はなかったですか?関東地方に雪が降った時、様子をニュースで拝見してハラハラしてました。

    私の小説にも、続きを書けないまま放置しているのがあります。
    内容がシリアスな作品って、書きたい気持ちを保つのが難しい気がします。自分の場合は逆も然りなんですけども。
    キャラを別の物語で楽しませる発想、とてもいいですね。書いているとキャラたちに少なからず愛着を持って、どうせなら楽しく過ごして欲しいと思いますもんね。〝Where〟をハッピーエンドにして、本当によかったなと思います。

    こちらこそ、ハナスさんに覗きに来てもらえて嬉しいです。
    マイペースにいきます。ありがとうございます。
  • あとみくさん。

    物書きって、一人きりで自分と向き合う作業ですもんね……。
    だから逃げる時も、このままじゃダメだって思いながらも止めてくれる人もいないから、どこまでも逃げてしまいそうになります。逃げながらも、自分がいちばん「もう逃げたくない」って強く思っているはずなのに。

    プラスもマイナスもあったからこそ、今があるんですよね。
    あまり明るいとは言えない時期を過ごしていた時に〝Where〟の伊織が自分の中で出来ていって、反動で江森が生まれた気がします。つらかったこと、嬉しかったこと、ぜんぶあったから今まで物語を書けていたのかもしれません。
    後悔してばかりだった過去が創作に活きるなら、それはもう財産ですね。大事にしたいと思います。

    跳び箱の踏み切り板って、すごく大切ですね。そうそう、近況を書いたら自然と小説も書きたくなったり。「ついでに少し進めとくか!」という日もありますもん(笑)
    訪れることさえ苦しく感じる時もありますが、ここはすっかり、なくてはならない場所になりました。
    近況報告イコール、一歩前に踏み出せたと思っておきます。
    そして、ゆっくりでも前に進んでいきます。
    いつもありがとうございます。
  • 二週間経っているので心境が変わって
    いるかもしれませんがご容赦下さい
    m(__)m

    自分は作品を読ませてもらうだけの
    立場なので、気の利いた言葉を
    書けず申し訳ありませんが、
    複雑な心境の中で
    自分と向き合うということは
    とても大変なことですよね。
    一人で抱え込まずに、どんどん
    気持ちを吐き出してくださいね!
    作品だけでなく、書いていない時期も
    全て含めて応援しております!
  • やまちゃん

    お久し振りです。
    個人的な見解なんですけど、作品ってそれを生み出した作者の分身みたいなものだと思うんです。少なからず、その人の内面が反映されているはずなので……。だから作品に触れるということは、作者の心に触れるということでもあると思います。
    書き手が言うのもおこがましいですが、ぜひこれからも色々な物語を読んで楽しんで下さい。ひとつの物語が読者を感動させるように、ひとりの読者がくれる温かい反応が作者に喜びを与えてくれます。

    未だに自分と上手く向き合えない日も多いですが、少しずつ書けるようになってきました。のろのろ歩きでも頑張ります。
    いつもありがとう。
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