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【第10回】小さく完璧な小説を書こう 報告会

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886579456

盆休みのこの時期に高熱を出して倒れてしまいました。
そのためにレビュー、報告会が遅れてしまい申し訳ありません。
夏風邪はバカがひくらしいのですが、なるほど確かにと自覚した次第であります。気をつけます……。

それでは、報告会を始めていきます!

今回の参加作品は19作品でした。
回を重ねるごとに質の高い作品が増えているのをひしひしと感じております。継続は力なり。自分が継続して作品を書けていないことがあまりに辛い。
読み応えのある作品が増えて、とても楽しませていただきました。主催者が楽しむだけでは企画としては三流で、本当に申し訳ないです。

たけのこきのこさんの『僕が君ならどう生きる』のラストシーンの爆発力、十日あるみさんの『夢日記』から感じる境界の無いふわりとした恐怖、ホシトハツキさんの『わからないかわらない』に見る一途な思いのエネルギー。
高い文章力が発揮されており、読み応えのある作品になっています!ぜひ、上記リンクから飛んで読んで欲しいと思う作品ばかりです!
さて、今回も思わず一言紹介みたいなことをしてしまいましたが、一作品、紹介させていただきます。



 インディペンデンス  作者 @Blackbrain

濃厚、重厚、圧倒。
他の作品の読み味がハンバーガーやともすればスナック菓子やわたあめだとすれば、この作品の読み味は海外の赤身ステーキを思わせるほどに厚みがあります。
近代文学、それも海外文学の和訳のような厚さの文体を感じます。カッコよいので思わず使いたくなるのですが(私も何度か挑戦したことがあったりなかったり)、そういう文体を使いこなすのはとても難しい。表現できることも自ずと限られてきたり……。
ですが、それを克服し文体を我が物にできれば、カッコいい文章になる。この作品はそういう意味で成功しています。
文章力でブン殴ってくる作品というのは、一見するととっつきにくかったり、新鮮味がなかったりして、片手間に読むライト層にはあまりリーチしない作品なのですが、私はこの作風が好きです。
私がこの作風が好きなのです。(二回言った)



さて、今回は読むのが遅れてしまいまして、参加者の皆さんにやきもきさせてしまったかもしれません。
今度からはちょっと別の角度からこの自主企画を盛り上げられるように、別のことに挑戦してみようと思います。
ご参加いただけたら幸いです。
それでは、次の自主企画でお会いしましょう!

10件のコメント

  • 取り上げていただきありがとうございます!

    色々と、参加された方々の作品も読ませていただきました! 色々な世界観や表現方法などとても勉強になりました。

    今後も機会があれば、参加させていただきたいと思います!

    私自身、1番痛感したのが自分のレビュー力の無さ……こういうちょっとした時にいい感じに書けるようにと小説を書き始めたのに……

    レビューさせて頂いた作家さん、気持ちが薄いわけじゃないんです! 試行錯誤の結果なので大目に見てください。
  • 今回も企画運営お疲れさまでした。
    そして、今回も素敵なレビューありがとうございます。
    8,000~10,000字というのは、読んでみようかな、の取っ掛かりとしてちょうど良いですよね。この企画がきっかけでその作者さんの別のお話を読んでみようと思ったりして。
    出会いのきっかけを与えていただき、誠に感謝です。
    もしまた次回、間に合いましたらお願い致します。間に合わなければ、読み手として参加させていただきます。
  • こんばんは!素敵なレビューとこちらでのご紹介、本当にありがとうございました。とても嬉しかったです。まだまだ始めたばかりで何もわからない状態ですが、これからもたくさんのお話を読ませていただき、自らも書いて行きたいと思います。本当にありがとうございます!!
  • たけのこきのこさん

    コメントありがとうございます!
    ちょっとしたときに良い感じにレビューやコメントを書くのって、とても難しいですよね。私も毎回うんうん言いながら書いています。
    この物語の面白いところはどこだろう?どういうことを書けば読者が興味を持ち、また作者に喜んでもらえるだろう?などと考えながら書いていると、これも一種のコミュニケーションなのかな、と思ったりします。

    どんなことも試行錯誤なのかな、と思いながら企画をしております。

    ご参加いただきありがとうございました!
    半月に一回のペースで開催しておりますので、よろしければまたぜひご参加ください!
  • 宇部 松清さん

    コメントありがとうございます!
    そうですね、私も8000~10000字程度がその人の文章力や持ち味が出て、ステキな小説が出てくると思っております。
    この企画が出会いのきっかけになっているのでしたら、それ以上に嬉しいことはありません。本当に良い作品がより多くの人に読まれる、そういった輪が広がっていくことが大切だなと感じる次第です。

    無理はなさらず「楽しく書く、楽しく読む」の精神で参加いただけたらと思います。
    といいつつ、次回もご愛顧いただければとも思っています(笑

    ご参加いただきありがとうございました!
  • ホシトハツキさん

    コメントありがとうございます!
    私自身も始めたばかりで色々と暗中模索の状態ですが、それでもこうして色んな方が自主企画に参加していただけて大変ありがたいと思っています。
    まだ見ぬネット小説の傑物、みたいな人と出会えるのもまた醍醐味……。

    ご参加いただきありがとうございました!
    企画自体はできるだけ続けていきたいと思いますので、またお会いできればと思います!
  • はじめまして。
    ごんべえと申します。
    今回の「小さく完璧な小説を書こう」第11回目に参加しようと2作品ばかり拙作を登録していたのですが、参加条件をよく読んでおらず、参加資格を満たさないものを登録していたので、取り下げました。

    完全にこちらのミスで御座います。

    なので、謝罪させて頂きたく今回参上いたしました。
    済みませんでした。
    次からはちゃんと確認してから参加させて頂きますので、そのときは何卒宜しくお願いします。
  • SARTRE6107さん

    返信遅れてすいません!
    よろしくお願いします!
  • ごんべえさん

    コメントありがとうございます!

    なるほど了解しました!
    毎回きっちり読ませていただく関係上、参加条件は割と厳しくチェックさせていただいております。
    参加条件に満たないものに関してはそもそも読まない、と決めておりますので、登録取り下げの報告をいただくと少々申し訳なさがあったり。
    いえ!とてもありがたいです。自主企画に目を通していただき、近況ノートに報告いただけるのは、それだけで励みになります!

    今回は縁がありませんでしたが、参加条件に合う作品が出来ましたら、私の自主企画を思い出していただければと思います!
  • はじめまして、東雲 彼方と申します。
    9000字程の『青い便箋』という作品を参加させていただきました。
    自分では小説のつもりで書いたのですが、手紙形式で進行しているお話なので、もし「これは小説ではないからやめてくれ」とのことでしたら取り下げますのでご連絡くださいませ。
    稚拙な文章ではあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。
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