• 創作論・評論
  • 歴史・時代・伝奇

食う、喰う、啖う、咋う

「食う」という言葉は味わって食べる
「喰う」というのもは味うこともなく食らいつく
「啖う」は貪り喰うことをより強調する言葉
「咋う」はよく噛みながら食う

という意味だそうです。『暗黒竜の渇望』に取り入れることにしました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330647877241956/episodes/16817330647891512990

中嶋敦『悟浄出世』(昭和17年)という作品に感謝。

書き手のみなさんもご参考になれば幸いです。全部読みは「くう」です。

「渠(あいつ)は」という表現も使えそうだ。本当は溝渠という言葉の通り人口の溝、特に溝口という人工物付近にに使う言葉なのだが「彼」の意味もあるのか。なるほど。

ちなみに沙悟浄は河童ではなく深沙大将という夜叉の将軍で水の夜叉です。だから人間を喰う鬼です。著作権切れで青空文庫に掲載されています。けっこう参考になりました。

2件のコメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する