2月からマスクの屋外での着用は免除になっていたんですが、3月中旬からは屋内でもマスクをしなくてもいいということになっています。例外は交通機関と医療機関ですが、そのほかは、レストランでもスーパーでも本屋でも、どこでもマスク無しで入れます。
それで僕も外して買い物に行ってみたんですけど、なんか罪悪感があるんですね。入口に立っているガードマンに呼び止められるんじゃないかとヒヤヒヤしたり。この2年間強制されていた慣れというのは恐ろしいものです。
外していいよとなるとさぞやフランス人は喜んで外すだろうと思われるかも知れませんが、これが意外に今でもマスク着用率高いです(あくまでも当国比)。界隈や年代によりけりですが、外でも中でもつけたままの人が一定数いるんですね。要は、政府がなんと言おうがつけるかつけないかは自分が決めるということでしょう。
2年前はマスクのつけ方も知らなかった人々が、自らの意思で着用しているというのがなんだか感慨深いです。
このマスク排除は早急だとけっこうな人が思ってるんじゃないでしょうか。しかも明らかに大統領選キャンペーンだし(笑)そんなことで点数を稼げないよと多くの人が思っている(はず)。
おかげさまで感染も拡大しているようですが、この先またマスク着用のお達しが出たら失笑ものですね。そういえば僕もそろそろ3回目のワクチンを打たなければいけないのかと考えています。だけど感染後はどれぐらいの期間をおいて打つのか、とか、方針がよく分かりません。あ、ついでにワクチンパスも廃止になったので、今やなんの強制力もないです。やっぱりよく分かりません。
本当は自然に感染も減っていってほしいですが、どうなるやら。
写真はエッセイに書いたリュクサンブール公園の池です。おもちゃの貸しボートが浮かんでいます。