こんにちはこんばんは、小谷です。
本日、うさぎの骸、第一章の13・その瞳に映るのは、を更新しました。
森から脱出し、心身ともにボロボロのイラです。可哀想に。
そんな中で訪れる束の間の平穏……?ですね、今回は。
久しぶりにリフが書けて、なんとなく調子が戻った気になっています。ただ、久しぶりすぎてリフの口調に「これで良かったかな……大丈夫かな」と心配ですが。
今回の話は、うさぎの骸の構成を考えたのが七年ほど前だったので、その時からずっと試行錯誤したものです。
当時、高校生だった私は見よう見まねで小説を書いていたので、嘘を見るシーンも単純に書いていました。なんか、映像が脳内に映し出される……みたいな。
しかし、段々と書いているうちに「これで、ちゃんと見ていることになるのか」と悩み始め、筆を止めてしまいました。力が及ばない。こういう感じ、とイメージはあるのに、表現力と文章力が追いつかない。
どうしたら「見る」という表現になるだろうかと、難しいことを考えて、昨年も書きながら迷っていました。迷った末に断念してしまったのですが。
文字を書くって難しいですね。
ようやく形になりましたが、まだまだ頑張らなくては。
あと、今回出てきたニンジンのケーキですが……せっかくのファンタジーだから架空食材も作りたい、と急遽変更しました。
「糖蜜人参ってなんだ」
超絶甘い人参なんでしょうね。イメージは硬いあのオレンジの人参ですが、糖度が果物を上回ります。栄養も満点。
深緑の村の子供たちは甘い野菜が大好きです。
リフのお母さんであるリオさんは娘に甘々なので、ケーキも甘々です。
私はコーヒーと一緒じゃないと絶対食べられない……甘いものは好きですが、甘すぎて口の中が砂漠になってしまうのはキツイです。
そして、相変わらず存在感の薄いうさぎ。彼女のセリフ、今回は「イラ」だけだと気づいて頭を抱えています。タイトルにもなっているのにどういうことだ。
次回は喋ってくれるのか……引き続き追っていただければ幸いです。
《御礼》
公開してからすでに一年以上は過ぎていますが、最近更新頻度が増えたからか、色んな方に読まれているようでホッと一安心しています。
本当にありがとうございます。
また、進みも悪いのに応援コメントやレビューまで頂きました。深く感謝致します。
最近のレビューにて、なんと「ファイトオーバー」の著者である西山いつきさまより「クラシックファンタジー」というお言葉を頂きました。
クラシックファンタジー、一体なんぞや。
初めて聞く響きに「おお!」と盛り上がりましたが、ここでもまた私の無知さが出ていますね。
なるほどです。
確かに、異世界ファンタジーってなんか違う……とは思っていましたが、そのジャンルなら納得です。タグにつけておこうと思います。
また、うさぎの骸に関わらず、他著書にて頂くレビューを読んで気づくこともあります。勉強になってます。重ねて深く感謝致します。