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ぬこさん関係

チェシャ猫 『不思議の国のアリス』19世紀の作品に出てくる。
 猫なしのにやにや笑ひ で有名
 ジョン・テニエル大先生は、パンチ(雑誌の名)で、英国の民間の船がいろいろあってアメリカに持ってかれたので、英国が強く出て何とか返して貰ひはした、と言ふトレント号事件とやらを、ジョンブル(イギリスの擬人化。当時、パンチ誌上で大佐へ昇進)が樹上(「Up tree」で「追い詰める」)にYankee Coon(A・リンカーンの顔をしたアライグマ)を確保、と言ふ形で描く。後、挿絵を依頼されたアリス関係で美少女が樹上の猫を見るシーンに指定された時には、その構図を使ひ回し、カメラの位置を樹上から地上へ、ぢゃあ「アライサンナノダ・リンカーン」をチェシャ猫に、ジョンブルさんをお嬢さんにしてアレしたらしい。
 パオロ・バチガルピ『ねじまきなんとか』(大先生は同じ未来世界で何作か書いてる)の中に出てくるやつ 姿を隠せる。鳥を捕獲する。のでその未来には鳥類が絶滅してゐる。
 『未確認少年ゲドー』 なんか出てきた。体毛がいろいろで廻りに溶け込める。
 ABC 19世紀後半辺りから英国系の人の脳内でもふもふしだした、恐怖のぬこ様。最近(20世紀後半)「逃げたペット」になってゐる。エイリアンなビッグキャットなのでABC。なんか「とにかく大型」「何でも人とか家畜を襲う」「黒い(最近ショウガ色とかピューマカラーが出る)」といふ特徴がある。ので、適当な(メインクーンくらゐのサイズでOKらしい)ぬこ様がゐると英国人はABCと断定 ライオンサイズだったとか人を食ったとか言って騒ぐ。その為、たいへんだからって警察とか動物園の人が捕獲に行くと居なくなってゐる。その関係で「テレポーティングピューマ」とか言はれる。

 ディスプレイサービーストさん。D&Dで、ブリンクドッグさんと一緒に異世界転生してきてわんこと戦ひながら生活してゐる六本脚と触手を持つぬこさん。人間とかには別の場所にゐるやうに見える
ネタ元のクアールといふかケアルさんとか。触手があってカリウムを喰ふ。多分今なら「スマートフォンへアクセス」とかくらゐできさう。

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