筒井功説で、「皮革職人の呼称=前はシャーマン的な仕事の兼業だったのでスピリチュアルなもの」と言ふのがある。
南方熊楠によれば、物部尾輿の時代に、朝鮮の仏教僧(ものすごく偉い)がきたのだが、いろいろあって流され、そんで以て強制的に還俗~帰化させられた 際そのおっ様の名前が「右二郎」「左二郎」 この、名前の辺は別に差別とかは関係ないらしい。
その後、「甲も乙も」の意味に過ぎなかった「ウジともサジとも」がその皆さんの呼称になる。民俗学のお約束で具体的にどこの段階でさうなったかの年代がわからない。
ウヂがマナを指す呼称であり、サチも同様である(獲霊とか書く筈で、外来魂を指す)とするならば、アレと対応はするんだよな。