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「嘘松」の盆栽の森の中へ

 嘘松と言ったら1960年代後半、そんな訳でスタジオ・ゼロができた際、いろいろあって藤子不二雄御大とゆかいな野郎どもは、赤塚不二夫御大をひき込んだので、『オバケのQ太郎』制作時、藤子不二雄(F先生の方)大先生が、サバゲー(多分)をやる赤塚不二夫関係の皆さんへ怒ったといふ、凄い話があるさうである。
 ・・・・・さういふ処へ、 2010年代の古生物学その他のリテラシーと、ぢゃあ浦沢直樹レヴェルのお話を作る能力を持つ、俺@20歳代が来たとする。
 おみやげとして、ちょっと北海道でむかわ竜を掘るとかする。
 その場合、さう言ふのがアシスタントにゐるにも拘らず、どう言ふわけか、多分恐らく絶対、ドラえもんは
「いいかいのび太君 関東は恐竜時代に海の底だったの」
と恐らく言ってむかわ竜がその資料になり案内錠の話ができ(多分 「日本に恐竜がゐた」説は御大喰ひ付くと思ふ)、白亜紀の話では末期に「人類の祖先」を仄めかすトリコノドン(当時の地層から出てこない上この時点で高等な哺乳類がもふもふしとる)が走り、ジュラ紀にキノグナトゥスが彷徨し、キャラクターはをソレを指して「人類の祖先」といひ(実際の祖先になる種はまうちょっと小さい近縁種)、「海生プロガノケリス(ゐないと困るがまだ発見されてない。aプロガノケリスはリクガメでb最古の甲羅付き亀オドントケリュスはウミガメ)」がドラえもんとのび太君を襲ふ。
 この手の「説得力のある大嘘」は、手塚大先生はすごかったが、多分藤子不二雄大先生もなかなかの筈。
 てふかやりたいぞ(私に画力はないが) えびはら武司先生とかとしずかちゃんの裸を書いて、ストローク勉強してデビューしてからあの記号的表現でエロマンガをだな(方倉陽二先生のストロークも結構来るぞ)

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