書き始めたとたんに12月1日になってしまったが、前回が10月なのでまたまた放置したかのような悪いイメージになってしまう。すくなくともタイトルを書いたのは30日なのだからウソをついたことにはならないだろう(またまた居直り)。
まずは重要な告知を。前回このノートで予告していたエピソード順の入れ替えを本日(11月30日)に行いました。変更理由の詳細は前回ノートをご覧ください。
具体的に言うと、ほぼ1年間のブランクをはさんで執筆を再開した「北国の再会」から「史上最短の勝利」までの6エピソードをまとめて「第四章 蜃気楼の都」として独立させ、以前〝第四章〟となっていた「キールの巣窟」の前に挿入しました。
細かいことを言うと、その操作にともなってタイトルが「蜃気楼の都」となっていたエピソードを「伯父殺しの王太子」と変更しました。内容はそのままです。
ありていに言って、出来事の時系列を整理したということです。ほんの数日のキールでのエピソードの間に、広大な北方王国をゆくゴドフロアたちの旅がそっくりはさまるのはまずおかしいでしょう。
それに、読者の方々の眼にはまだはっきりと見えてきていないだろうと思いますが、これから起こる事態との関連で、どうしてもそこに差しかかる前に済ませておかなければならない操作だったということです。
小説が物語の流れを楽しむものであるなら、著者の不親切で一章分そっくり飛ばされてしまうようなことだけは避けたいのです。「地下が穴だらけの都市のことは読んだなあ」という記憶がある方でも、北方王国の旅をまだ読んでいらっしゃらないかもしれません。ご面倒ですが、四章にもどって読み進めてくださるようにお願いします。
それと、本日もうひとつのお知らせは、ツイッターで以前もやっていたハリウッドスター達による超豪華オールスターキャスト。[揺籃篇]に入って世界がかなり広がった分、登場人物もずいぶん増えました。ツイッターでは何人か先行してキャスティングした記憶もありますが、もう読み返してもらうのは不可能だろうし、すでに近況ノートにまとめた以外の分はあらためて新規のキャラ紹介をやり直すことにします。さらに豪華さを増していくつもり。
では、また次の更新で。