ホントに久しぶりの近況ノートです。
そういえば、「エルザハイツ見学ツアー」などという企画もやったなあと、今になって思い出しました。

完結の余韻にひたる間もなく、夜中から続いた(途中、2回ほど仮眠をとりつつの)最終回の仕上げの疲れで、何時間か爆睡してしまいました。

さて、もそもそ起き出してまだ眠い目をこすりつつですが、大切な告知をしなければなりません。

ようやく完結にこぎつけた『聖エルザ Anniversary〈記念日〉』ですが、某大賞への応募のため、4月10日(水)をもってカクヨムから引き上げてしまわなければなりません。

先行作『聖エルザクルセイダーズ』の連載時でも毎回締め切りに苦しんだ経験からすると、自分としては毎週ほぼ一定量の更新を続けることができたことには満足しております。

しかし、計算すると、最悪でも3月末での完結という目標を達成するには、どこかで全力疾走する必要がありました。途中であまり無理をして、全部消しゴムで消したくなる、という後悔をしないよう慎重に書き進めてきた、というもう一方の事情もあり、3月末のギリギリになってまとまった休みを取って仕上げにかかるしかない事態になりました。

しかし、やはり予定は予定にしかすぎず、4月にずれ込んでしまい、ついに今日に至ってしまったということです。

大賞への応募は、書き出す前から考えていたことですが、書き進めるにつれ、そういう形で成果を問うのにふさわしい形になっていく手応えも感じることができました。

現今の出版のシステムを見るにつけ、書籍化を実現するためには賞という関門をくぐらざるをえないようだ、ということを、『マチウ』『ボコイ』の2作でカクヨムのコンテストを経験したことからも痛感させられました。

30年前のシリーズに連なり、かつそれを総括してかつ包括するような作品。でありながら、新作としての鑑賞にたえる〝これぞエンターテイメント!〟な作品を、と目指して書いてきました。その目標がほぼ達成できたという手応えは、書きあがった今十分感じています。

そうであればこそ、当初からの目標だった賞への応募に踏み切るしかないと思います。

残りほんのわずかな日々しかなく、この形でお見せできるのがあと3日ほどしか無くなってしまいました。

完結したらまとめて読もう、最終的な評判の良し悪しを聞いてから読もう、と手をつけずにきた方はもちろんいらっしゃることでしょう。最近読み始めてまだ長い道のりを残して今日に至っている方もたくさんいらっしゃることと思います。

そういう途上の読者の方々には誠に申し訳ありませんが、掲載期間中に読了していただけるよう、切にお願い申し上げます。

今回の作品は、私のほぼ初めての経験として、書くという作業をリアルタイムで応援してもらえたという側面がありました。どれほど励みになったかはいうまでもなく、ミスリードする密かな楽しみや、意外なカップルを誕生させる楽しみ、そして「おおっ」と思わせたり、ニヤリとさせたりするエピソードを考え、挿入していく喜びなど、30年前のアナログな時代には考えもつかなかった環境の中で作業を進めることができました。

こんな楽しい日々が終わってしまうのは本当に残念です。ですから、よけい、一人でも多くの方々にラストのあの国家的大イベントのシーンまでたどり着いてほしいものだと、作者として心から願っております。

完結の満足感にひたっている間もなく、応募のための体裁を整える作業に取り掛からなければなりません。そちらもほぼ余裕のない、待ったなしの状況です。そちらは今のところまだ私の勝手な都合にすぎませんが、最終的にはこのカクヨムでの連載に関わってくださった読者の方、ファンの方々のご期待にそうための最善の方法となることを心から願っております。

本当に感謝にたえません。ありがとうございました!
そして、ぜひ読了して感想をこの下に連ねてください。
よろしくお願いします!

1件のコメント

  • こんにちは松枝先生。
    まだ全部は読了しておりませんが、満足のハッピーエンドでした。
    ありがとうございます。

    自分が連載を知り、読み始めたのはほんの数日前からですが遅すぎはしませんでした。
    一番初めに読んだのは、Ep.5 OTOSHIMAEでした。
    その後、オトシマエが出てくる話を中心に読んでおりましたが、次第にオトシマエとコックリだけが、幸せではない気がしてきました。
    春奈が姫の娘なのは確信していたので姫は幸せだったと思います。
    チクリンと水谷も幸せで、子供や孫は出てきてませんが別の場で活躍中なのでしょう。
    ミホと若松も幸せで双子を授かっています。
    キャティも伊勢と通じ合って幸せそうです。

    オトシマエとコックリは…
    幸せだったのは、オトシマエとコックリさんとの初めての時とその夏休みが終わるまでの間だけだったのでは…
    その後はお互い後悔の悲しみの30年だったのではないかと。
    自分の勝手な妄想ですが、オトシマエは空手で大成し、子沢山な未来を想像してました。
    しかし、空手もやめ、コックリとも別居生活が続いて子供もいなさそう…
    春菜とも上手くいってなさそう。

    でも、最後で全部救われました。
    コックリさんがオトシマエのお相手なのは嬉しいです。
    霊長類最強女子でも中身は乙女なオトシマエです。自分からは欲しくても誘えないでしょう。
    コックリさんならオトシマエが困るくらいに、24時間その豊かな肢体の隅々まで愛してオトシマエに愛される悦びの涙を流させてくれたことでしょう。
    夏休みの短い間だけであってもオトシマエとコックリは幸せだった。
    そして二人は元に戻りました。
    オトシマエは大学は辞めてませんので、中2で女子空手日本チャンピオンになってからは大学卒業まで王座に君臨して伝説のオトシマエとなってるはずです。
    47歳で出産した例もあります。
    医者のコックリなら46歳のオトシマエとの間に健康な子宝を授けられると確信しております。
    そして娘の春菜がやってくれました。
    東京五輪女子フルマラソン金メダル…オトシマエとコックリの自慢の娘です。
    心が暖かくなる作品ありがとうございました。

    読んでいる時は、オトシマエとコックリはどうなってしまうのかと不安でしたが、全部救われました。
    大学の夏休みの時のオトシマエとコックリは愛し愛され幸せでした。
    そして今のオトシマエとコックリは愛し愛され幸せです。
    愛し愛される娘の春菜もいます。
    そのうち春菜に年の離れた弟と妹(ミホに続き双子です!)も生まれます。

    最後になって申し訳ありませんが山田栄子様。
    オトシマエを演じて頂きありがとうございました。
    最高のオトシマエです。

    心が豊かになる作品ありがとうございました。

    オトシマエ「燃えたかっ!?」
    山田「燃えました!!」

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