皆様、こんばんは。
本日の18時30分より、新作のホラーミステリー長編『デスサイズ変奏曲』の連載を開始いたしました。
(https://kakuyomu.jp/works/822139840796296897)
早速多くの方から作品フォロー、応援コメントや星やレビューなどいただき、とても嬉しく思います。
本作は、初の「コメディ要素なし」のシリアスな長編ミステリー作品となります。
この作品は「死神」が実在する世界となっており、主人公である修司が「死神の少年」である陸斗と出会うところから物語は始まります。
「死期の近い人間」の顔を見ると黒いモヤがかかって見えるという特殊体質持ちの修司。そんな修司だからこそ、他の人間には見えない『死神』の陸斗の姿を見ることができます。
本編の最初の1~5話では修司と陸斗の出会いとなる「小学生編」が描かれる形になります。死神とはどんな存在で、職務をこなす際に「奇妙なルール」を設定することなどが紐解かれていく形になります。
そして6話目以降、成長した修司たちが「とある村」を舞台にした事件に巻き込まれることに、というのが本編の主なストーリーです。
☆☆☆
死神として活動し、「一つの地域」を管轄として任されるようになった陸斗。
陸斗は死神らしく、「十一本のロウソク」を住人の命に対応させ、毎日それに火をつけて「命を奪うかどうか」を判定することを決めました。
だが、村に住む「何者か」が陸斗の存在を察知し、妨害を加えてきたことがわかる。陸斗は親友である修司を呼び出し、「うまく村の中に潜入し、妨害者の正体を暴いてほしい」と頼むことになるが……。
ここから、『惨劇』が始まっていきます。
「死神のルール」を事前に察知することが出来れば、それに干渉を加えることにより、「殺人」を行うことが可能になります。
つまり、陸斗の存在を利用し、「死神を使った殺人」が実行されていきます。
もちろん、デスサイズ「変奏曲」なので、死神の設定するルールは「白いロウソク」を使ったものから、別のものへと次々と変更されます。
そのように「どんなタイプの死神のルールが登場するか」、「それがどう事件として悪用されてしまうか」などの展開もお楽しみいただければ幸いです。
本格ミステリ要素がメインですが、陸斗によって村が追い込まれていくホラー展開なども本編の特徴となっております。
ミステリにはあまり馴染みがない方でも、ホラー作品として楽しんでいただくことも可能です。
合計で全5章、全体で十四万字ちょっとの長さとなります。
是非とも、お付き合いいただければ幸いです!!!