皆様、こんにちは。
カクコンの始まりまで残り二日となりましたね。
先日は発売日決定の件と、あと体調回復の件についてのあたたかいお言葉の数々をいただき、本当にありがとうございました。
今日はカクコンを特に「お祭り」たらしめるイベント、「お題で執筆!短編創作フェス」についてご紹介したいと思います。
今年が初参加となる方はそれがどんなものかわからないと思いますので、これで少しでも心の準備が出来れば幸いです。
まず、この企画は「カクコン9」の時から始まったものでした。「特定のお題」に合わせてそれぞれ一万字以内(短編部門の規定内)の作品を書くイベントですね。
昨年の公式ページ↓
(
https://kakuyomu.jp/info/entry/multi_cp)
ちなみに、今まで登場したのはこんなお題です。
『カクコン9』
①スタート
②危機一髪
③秘密
『カクコン10』
①試験
②雪
③つま先
④帰る
⑤薔薇色
⑥骨
⑦10/羽/命令(三題噺でもいいし、どれか一個だけやるのもいい)
……という感じでした。
このお題に合わせて書くイベント。昨年は12月16日から始まったイベントなのですが、本当にとにかく楽しいものでした。
このカクヨムという場所の楽しさを一番実感できたのはこの期間だったな、とはっきりと断言できます。
同じテーマで同じスタートラインでみんなで一斉に作品を書くのがこんなに楽しいものなのか、というのは一度経験してみないとわかりません。
「ひたすら創作に集中する数週間」という、超・強化合宿感みたいなものがあって、きつい部分もあるんだけれど、絶対に良い思い出にもなります。
特にカクヨム運営さんの優しいところは、この「お題で執筆!フェス」にハマった人向けに「おかわりもいいぞ!」と、三月からKACというイベントもあえて用意してくれるところが最高ですね(笑)。
カクコンのお題でも「つま先」とか人を悩ませたものはありましたが、それらがいかにフレンドリーなものだったかを「わからせ」られるのもKACの面白いところですね(笑)。
①『参加するメリット』
◇(読者が獲得しやすくなる)
とりあえず、このイベントですが参加すると「お題で執筆フェス」のタグで検索されることがあるので、その部分だけで作品が読まれる可能性が高くなります。
短編部門のランキングページの他にこっちのタグのページからも動線ができることにもなるから、新規読者獲得のチャンスでもあります。
◇(腕試しの場所にいい)
なんと言っても「己の実力を示す場として最適」でもあります。
全員が同じ条件で発想を出していくことになるので、参加者としては「こ、このお題からこのような作品を書き上げただと……!!」と、その辺の凄さを理解してもらえることが多く、そこから作者フォロワーが増えるなどの効果が見込めたりもします。
手前味噌な話になりますが、自分はカクコンが始まる前は作品につく星はせいぜい50程度が限界でしたが、これのおかげでその倍以上はいつもいただけるようになりました。
◇(公式ピックアップのチャンスが毎週到来!)
あとは公式ピックアップが毎回(お題発表の二週間後)に行われて、その時のお題発表とともに、選ばれた作品が紹介されることになります。
(ページをスクロールさせると出てきますね)
(
https://kakuyomu.jp/info/entry/kakucon10tp_odai_4)
◇(受賞のチャンスもある!)
その上で、この「お題で執筆!」の参加作品の中から短編賞の受賞作が出ることもあるので(どの作品とは言わないが。あざとくなるから)、本気で受賞を狙いながら参加するのもアリです。(その代わり大前提として9000字書かないと厳しいです)
……と、いうわけで「お題で執筆!フェス」のご紹介でした。
明後日からのカクコン開始で、それがどんな空気になるかわからなくて不安になっている方もおられるかと思います。
とりあえず空気としては「みんなで同じ方向を見ている感じ」があるのがまたいいし、本当に参加してる人同士で仲良くなるから、良いことづくめの状況であるとだけは言明しておきます。
今日掲載したお題とかを見てみて、自分ならどんな作品を書いてみるだろうかとか、あと二日あるので良かったら試してみるのもいいかもしれないですし、あえてそれで書いたのを「今年」の応募作として出すのもルール上は問題ないですね。
あとは「どんなスタイルで参加するか」なんてのを決めておくと、また楽しさが増す感じがあります。
(参考までに、自分は去年は「ミステリー縛り」、「コメディ縛り」、「どんでん返し縛り」で七週間参加する、というルールでやっていました)
今日のお題なんかを見て自分に合ったスタイルを考えておくのも手かもしれませんね。
(もちろん、健康第一で無理のないペースでというのが鉄則です)
……以上で説明は終了です。
自分としては、すごくお世話になったイベントというか、「恩義」もあるものなので、こうしてしっかりと宣伝させていただく形にしました。
長文、失礼いたしました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
というわけで、明後日から皆さん一緒に頑張りましょう!!!