物語を書き始めるきっかけはいろいろとあると思いますが、ある人の何気ない一言から始まった物語も多いのではないか? と考えまして、本棚企画を立ち上げてみました。
何気ない一言から始まった物語の本棚
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330664547012979この近況ノートは、何気ない一言から始まった作品の宣伝の場としても提供しています。
どんな一言で物語が始まったか? などのアピールポイントをコメントいただけると幸いです。
と、いいましても、いきなり書けと言われても難しいでしょうから、一例として私の作品のアピールポイントを書いておきます。
私は読書が趣味でして、いろいろと余計な知識だけはあるつもりです。
だだ、お金につながるような知識ではないため、私自身はガラクタだと思っています。
それでも、そんな私のことを姪っ子は物知りだとほめてくれます。
そんなかわいい姪っ子が、ある日、以下のように私に言ったのです。
「おじちゃんだったら、異世界転生してもやっていけそうだね」
この一言で私の中にいろいろとイメージがわいてきました。
異世界転生ものだと神様からもらったチートが存在する場合が多いのですが、もし本当に転生してしまったとしたら、現代知識によるいわゆる「知識チート」以外は持っていないはずです。
そして、主人公の知識のモデルは私自身にしてみようと思いつきました。
つまり、執筆前に私が知っていることは主人公も知っていることにして、それ以後に下調べなどで知った事実は知らなかったことにする。
こうすることによって、何でも主人公が知っている不自然さから脱却し、リアリティが増すのではないか? と考えました。
ただ、当たり前のことですが、私の知識は現代の世界を基準としているため、少なくとも近代都市でなければ使えないようなものも多い。
そこで、よくある中世風のいわゆる「ナーロッパ」から初めて、近代都市を作り上げるという構想が生まれました。
ただ、それだと人の一生(およそ50年)ではとても足りません。
そこで、寿命無制限の「アルク族の先祖返り」として生まれるという設定が生まれました。
こうして生まれたのが、私の処女作、「先祖返りの町作り」です。
なにがしかの参考になりましたら幸いです。
以下、私の作品の宣伝です。
・SOLID STATE ANGEL ver.1.1
多脚戦車に腕を生やして殴り合う世界で、人工知能の天使が出てくるお話です。
なろう1万PV、カクヨム1千PV御礼。最新作。完結済み。
https://kakuyomu.jp/works/16817330651019929329・先祖返りの町作り
上記の世界から5千年後。ゆっくりと衰退した世界で近代都市を目指すお話です。
なろう78万PV、カクヨム8万PV達成御礼。処女作。完結済み。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860356827500