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自主企画「こだわりのタイトルの作品の本棚」を始めました。

タイトルを考えるのはなかなかに難しいと思っていまして、勉強のためにもほかの作家さんが考えられたこだわりのタイトルを見てみたいなと思いまして、今回自主企画を立ち上げてみました。

https://kakuyomu.jp/user_events/16817139555802717613

ここのコメント欄にタイトルのアピールポイントなどをお願いします。

一例として、私の作品の「SOLID STATE ANGEL」のエピソードを挙げておきます。

この作品は、最初は「機械仕掛けの天使」というタイトルを予定していました。ですが、知人から「タイトルが思いっきりかぶってる作品がすでにあるよ」と連絡を受けまして。
調べてみたら、結構シャレにならないレベルでかぶっていて、これは使えないなと判断し、没としました。

最初に考えたのは「機械仕掛けの天使」を英訳することでした。「My Mechanical Angel」というタイトルです。
しかし、メカニカルという単語が長すぎて語呂が悪すぎる。
しばらくいろいろと考えたのですが、人工知能 → コンピューター → ストレージ → HDD → SSD と連想していき、この「SOLID STATE ANGEL」になりました。

決めてみるとかなり語呂だけはいいなと自画自賛しております(笑)


こんな感じでタイトルのエピソードやアピールポイントなどを書き込んでいただけたら幸いです。

14件のコメント

  • 熊八さま初めまして、『過げき(劇? 激? 撃?)的歴女倶楽部』という作品で参加させて頂きました。

    「ぜひタイトルのアピールポイントを」という事で、アピールさせて頂きます。
    アピールポイントは『過げき(劇? 激? 撃?)的』という部分。

    過剰に劇をしてしまったり、過剰に激情的だったり、過剰に攻撃するタイプだったり、そういう過剰な女子たちが集まってますよ〜、という意味でこのタイトルにしています。
  • ご参加ありがとうございます。

    なるほど。「げき」という文字をあえてひらがなにすることで、複数の意味を持たせているのですね。とても参考になります。
    漢字文化の日本語ならではの発想は、とても面白いと思います。

    どの文字のキャラクターがいつ出演するのかとても気になるタイトルで、素晴らしいです。

    私もタイトルで引き込めるような作品を書いてみたいと思いました。
  • はじめまして、元蜜と申します。
    企画の立ち上げありがとうございます。

    『オスナスイッチ』という作品で参加させていただきました。

    いつもは恋愛ジャンルの作品を書いているのですが、たまに気の抜けた作品を書きたくなり、そこで生まれたのがこのラブコメ作品です。
    (短編でとてもお気楽な内容です(^^;)

    ただ、タイトルにはこだわりました!
    第一話と最終話に物語のキーとなる‟オスナスイッチ”の名前が出てくるのですが、このスイッチ名には二つの意味を持たせています。
  • ご参加ありがとうございます。

    『オスナスイッチ』とても気になります(笑)
    押すなよ? と言われるととても押してしまいたくなる、有名なトリオ芸人のフレーズを思い出してしまい、いいタイトルだと思います。

    しかもダブルミーニングになっているとのことで、確かにとても読んでみたくなる素晴らしいタイトルだと思います。
  • はじめまして!こよい はるかと言います。

    私は、ユーザー登録して最初に公開させてもらった「いつものカフェの恋事件」のタイトルのこだわりについてです。

    最初は男主人公の話で終わらせようと思ったんですよ。
    そしたら、なんか次々と色々浮かんできちゃって。

    これを全部まとめられるタイトルは何がいいかな、と考えたところ、この作品に登場する人物たちにとって、身近なところ、というのを入れてみようかと思い、「いつものカフェ」にして、恋…「いつものカフェの恋」? と一瞬思ったんですけど、何か物足りないな、と思い、少し考えてみて、「あ、事件!」と思い立って、「いつものカフェの恋事件」としました。
    コレクションも作成して、次は男主人公の男の、知ってる人の友達の話を書こうと思い、それを入れようと思っております。
    長くなりすみません…申し訳ないです。
  • ご参加ありがとうございます。
    別段長くはありませんので、お気遣いなく。

    なるほど。「いつもの」+「カフェ」で日常の風景が浮かびますし、それに「恋」を加えて恋愛要素もあるんだなと感じられ、さらに「事件」が最後に加わることで少し日常とは違う要素もあると判断できます。

    ごく短いタイトルにいろいろな要素が複雑に含まれていながらきれいにまとめておられて、とても参考になります。
    ちょっとした単語を加えるだけでも、かなり印象が違うのだなととても勉強になりました。

    ありがとうございました。
  • 初めまして、九十九一二三です。

    「Bellum; Nemesis」という作品で参加しています。
    作中のゲーム「Bellum; Prison」というタイトルと掛けて付けました。
    「Bellum」はラテン語で「戦争」という意味があります。
    ゲームは囚人たちがバトロワを行います。
    そこで「戦争」の「Bellum」と「監獄」の「Prison」を掛け合わせました。

    「Nemesis」に関しては、ギリシャ神話のネメシスを基に付けています。
    囚人たちの罪に憤るという意味でネメシスを採用しました。
    もう一つ理由はありますが、ネタバレになるので控えます。
  • ご参加ありがとうございます。

    私は神話が好きで、学生時代にいろいろと読んでいたのですが、ネメシスはちょっとマイナーな神様で、神罰かなにかを担当していたようなとしか記憶がありません。すいません。

    実は九十九一二三さんの作品は気にはなっていたのです。一覧表示される作品のタイトルの中では一番かっこよく見えましたので。

    私は不勉強でラテン語はわかりませんので、Bellumとはなんだろうなぁとは思っていました。
    ですので、その意味を教えていただいて、本当にありがとうございます。
  • はじめまして、東雲青魚です。

    「コウモリになるとはどのようなことか What a bloody answer!」という作品を書かせていただいております。
    企画参加させていただきますね。

    近況ノートにも書いたのですが、この作品は、哲学の有名論文のタイトルをもじって、つけさせていただきました。
    コウモリに変身する主人公がどのように感じて、どのように行動するのか、という小説の内容を表せていると思うのですが、いかがでしょうか?
    サブタイトルは、元論文を著作された先生に「お前はワシの言っていることを何もわかっとらん!」と叱っていただくために付記しています。
    さらに、各話のタイトルは、コウモリになるとは? という問いかけに対して、「〜事である」という回答の形式に統一しています。
  • ご参加ありがとうございます。

    私は不勉強でして、哲学分野はさっぱりです。が、「コウモリ」にもいろいろと意味があるなと考えさせられまして、どんな内容だろうかと興味を惹かれるいいタイトルだと思います。

    サブタイトルは、私の貧弱な英語力では、感嘆文なのだろうと愚考いたしております。「なんて血まみれな答え!」といった意味でしょうか?

    メインタイトルのコウモリに対してのこのサブタイトル。とても考えさせられます。どんなブラッディな答えが用意されているのかと、とても気になります。

    ありがとうございました。
  • お返事ありがとうございます。

    元論文はwikiにも記事があります。哲学と言っても面白い内容です。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/コウモリであるとはどのようなことか
    で、本小説はこのwikiの概要の「ではない」を書いた小説です。

    血まみれ――――Bloodyにはさらに「ひでぇ」とか「無茶苦茶な」という意味があるそうです。
    なので、この小説の内容に対して「なんちゅー、酷い回答なんや! 0点!」と怒っているサブタイトルになります。
  • お返事ありがとうございます。

    いろいろと不勉強な点をご指摘いただき、ありがとうございます。
    哲学なのですが、学生時代に先輩から「死に至る病」を勧められて読み始めたのがトラウマになっていて、苦手意識から避けるようになっていました。
    いい機会ですので、ちょっとチャレンジしてみようかな? などと思っております。

    bloodyにそんな意味があるとは知りませんでした。わざわざご指摘いただきありがとうございます。
  •  滑り込みで恐縮ですが、企画参加させていただきました。
     『JuveniLOiD -ジュブナイロイド-』という作品です。

     元々「ペルソナ系現代伝奇ジュブナイル×ボカロもの」をテーマとして書き始めたのがキッカケだったので、そのままズバリ組み合わせたタイトルになりました。
     「LOiD」の部分は、ボカロのファンメイドイメージの源流にもなった「アイドルマスター(THE iDOLM@STER)」と、「iPhone」に代表されるデジタルガジェット・サービスの名称から小文字になっています。蛇足ですが、「LOiD」は過去ボカロ関連に同名のレーベルが存在したことにもなぞらえています。

     また「~oid」自体にも「~のような(もの)」という意味があります。
     それゆえ「VOCALOID」は「ボーカルのようなもの」といったニュアンスを持ち、ジュブナイルと言いつつ最終的には雲散霧消してしまう青春譚だったので、結果的に物語を総括する意味合いで「ジュブナイルのようなもの」というような造語に落ち着いたのは数奇なものでした。

     タイトルに思い入れこそありましたが、あくまで物語の外の情報なので、抱くものこそあれ、なかなか表に出せずにいました。既に複数人の方が思い入れを語られていますが、こういった企画を介してタイミングを得られたことを喜ばしく思います。
  • ご参加ありがとうございます。

    なるほど。企画の終了間際に、このように手の込んだ深い内容のタイトルの作品が参加くださったのは、私にとってうれしい誤算でした。

    私の本業はPC関係で、オタクでもありますので、ボーカロイドもお気に入りだったりします。それにちなんだタイトルの作品というだけでも、とても気になります。

    ありがとうございました。
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