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SOLID STATE ANGEL 執筆裏話 その3

今回の執筆裏話のネタは、多脚戦車についてです。

男の方ならわかりやすいかもしれませんが、私はいくつになっても巨大兵器が大好きでして。特に、ガンダムとザクがビームサーベルとヒートホークで切りあうような、ド迫力の近接戦闘にロマンを感じずにはいられません。
ですので、この SOLID STATE ANGEL は、そんな私のロマンから始まったお話でもあります。

ただ、日ごろから疑問に思っていた点が一つだけありました。それは巨大人型兵器の弱点についてです。
兵器である以上、どうしてもある程度壊れることが前提になってきます。しかし、人型をしている場合、片足を吹っ飛ばされただけで行動不能になってしまう。これでは兵器としてかなりマズイだろうと思っていました。
そこで発想を変えたのです。

足が二本で足りないなら、増やせばいいじゃない!

そこで拙作では六本脚の多脚戦車が登場しています。
でも、戦車だとどうしてもある程度の遠距離からの砲撃戦になってしまう。どうしてもロマンあふれる近接戦闘をさせたいと考え、腕を生やして殴り合うお話が生まれました。

このお話にはレーザーを無効化する煙幕とかのギミックがでてきますが、実はそれらはなんとかして多脚戦車に殴り合いをさせたいがためのこじつけです(笑)。

そんな理由で誕生した、私の男のロマンが詰まった拙作を少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

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