• 異世界ファンタジー

転校生N 17話

      **⁑義母のスト-カ-男⁑**
警察の懸命な捜査により、又新たなことが分かって来ました。

生前から義母のスト-カ-をしていた匡は、もう46歳にもなるのに結婚もせずに、義母綾香の身の回りの髪の毛や、口紅を拭いたティッシュ、どこで盗んだのか?

パンティーやブラジャーまでも収集して、部屋一面に隠し撮りした綾香の写真を貼り付けて、至福の時間を過ごしているのです。
「嗚呼…綾香さんアア…💛💛💛」
「嗚呼…😍」

又綾香の卑猥な写真まで一体どうやって撮ったのか⁉
スカートの中を盗撮した綾香の写真などを、コレクションして楽しんでいるのです。「ウフフ🤪」

綾香が死んでもう10年も立つのに、綾香の事が忘れられず部屋に籠り、ニタニタ不気味に笑いながら、パンテーの匂いをかいだり、頭にかぶったり……

「綾香さん😍ウフフ(。・ω・。)ノ♡」

「嗚呼…💛💛」

又最近は益々過激に大胆に、綾香のブラジャーやパンティーを身に付け、女装サロンで好きな衣装に変身して、かつらを被り化粧を施して貰い、写真撮影をして貰った後はサロンのバ-で、馴染みの仲間とお酒を飲んだり…………

又夜の新宿に繰り出して、サロンの女装仲間4 5人でお店のはしご等をして楽しんでいるのです。

「そういえば、頻繫に仕事が終わったら、綾香さんの車を物色していたらしい?チョット気味が悪いな~」

「おお~ブルブル」

この匡がひょっとしたら義母綾香を⁉


又学生時代の一番触れられたくない秘密…………

デ-トクラブで知り合った元老舗うどん店社長が、2008年の事件の1年半程前から頻繫に電話を掛けて来ていたのです。

老舗うどん店さだ屋は、東京都に12店舗展開している老舗うどん店ですが、就職氷河期の到来で持ちこたえる事が出来ず、とうとう2007年に50年続いた老舗うどん店を、惜しまれつつ畳んでしまったのです。

2000年前後に大学を卒業した学生達は、就職氷河期に突入思うように就職出来なかったのです。


又相次ぐ企業倒産で、リストラや首切りに合う人々が続出!

外食が減り飲食業界も、倒産が相次いだのです。

その為、多額の負債を抱えてしまって、なんとかお金の工面をしなければならない為に、綾香を脅迫して来たのです。

「綾香さん久しぶりですね~😍僕誰だか分かりますか~イヒヒヒヒ💛ホラ~あの時の…デ―トクラブで知り合った…さだ屋の川田ですヨ~」

「あの?迷惑です!もう掛けてこないで下さい。」

「奥さんあの時の事❕御主人様にばれてもいいんですか?イヒヒヒヒ」

「それでご用件は――――」

「じゃ~一度会ってお話でも…………」

綾香が大企業の部長婦人に治まっている事を聞き付けて、お金を搾り出そうと考えたのです。

綾香にしても、夫の賢に知れたら大変!お金を少しずつ工面して渡していたのですが、益々エスカレート…………

とうとう我慢できずに、賢に全てを話したのです。

賢は、顧問弁護士に相談……反対に元さだ屋社長が、訴えられてしまったのです。

その為、逆恨みをして⁉

又綾香が、車で出掛ける時に一緒にいた男は誰なのか?


ご近所さんが、10時頃綾香が出掛ける所を見掛けたのですが、その時は綾香1人だったのです。

司の父親が経営するビル近くの喫茶店で、帽子を目深に被ったサングラスの男と会っている所を、登の友達が見掛けたのを最後に義母は帰らぬ人となったのです。

益々混迷の一途を⁉


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