• 異世界ファンタジー

転校生N 18話

     ***一体誰と?*。・・*・。ノ♡ ***

10年前のあの夏…………

{私達3人が綾香さんと登の関係に気が付かなかったら、まだ事件は解明されなかったかも?}

「あの日…………」

7月23日登が、サッカーの部室で誰かと争っています。

物陰に隠れて誰だか分かりませんが⁉……

義母が凄惨な事故に見舞われた5日前のことです。

今日は暑い為に、グランドでの練習は中止その為誰もいないのです。

「登私見たのよ!貴方がお義母さんと、2人きりで手をつないで、シ―サイドホテルから出て来る所を‼酷い!酷い!」

「違う誤解だ‼」

「お綺麗なお義母さんね!私達なんか叶わないわ、絶対に!ワァ~~~ン」

「あの時は妹もいたんだヨ」

「じゃ~何故⁉手なんかつないぐのヨ、絶対おかしい!お父様に言ってヤル❕」

「止めてくれ お願いだ❕」
「じゃ~約束ヨ!もし登が、又お義母さんや、他の娘と付き合ったらお父様に言うから!だからお願い!私だけの登でいて❕」

一体誰と話しているのか?

あんなに警戒していたのに・・・やはり夏休み期間中は皆が出歩いている為絶対に義母綾香と会ってはいけないと強く思うのです。

そしてチラリ義母の事を疎ましく思うのです。

もし?あんなに優しいおじいちゃんとおばあちゃんにバレたらどんなに悲しむだろう⁉

ショックで卒倒しないだろうか?色々考えあぐねるのです。

又父に恥ずかしい…………知られたくない…………と強く思う今日この頃なのです。



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