***** 綾香の本心 *****
綾香の思いはただ一つ愛する人と一緒にいたい。
只それだけなのです。
相思相愛だから、少々犠牲が出ても仕方がない。そう思っているのです。
己に正直に生きた女性なのです。
時にそれは周りを不幸に陥れますが?
又欲しいものを手にする為ならどんなことでも出来るのです。
人の事などお構いなし、自分さえ幸せなら……
賢の権力と経済力、それと登には無いテクニック
登に対しては、ともかく美しい登の為ならどんなことでも出来るのです。
登と会った時から、登の虜になっていたのです。
一目惚れをしてしまったのです。
あんなに、賢の事で頭の中が一杯だったのに、今は登しか見えなくなってしまっているのです。
そして登を手にする為に、わざといやらしい格好をして登の気を引いたのです。
そして登はマンマとその罠にはまったのです。
あんな若い子に?と思うかも知れませんが、自分でもどうにも出来ないのです。
「こんな子供をどうして?アア……こんな事……いずれ登に捨てられるに決まってる!諦めなければ……
又賢に気付かれたら大変な事になる、折角部長婦人の地位を掴んだのに、絶対手放したくない!今更みじめな生活なんて絶対イヤ――――」
そして賢と登💛♥♡両方を愛そうと…………
その為に、細心の注意を払っていたのですが?
ほころびがでて……
「綾香何故だ❕俺がいるのに、何故登と淫らな事をするんだ、俺はそんな事とても許せない!!!どうして分からないんだ」
「そんな事してませんよ」
「何を言ってるんだ証拠映像がバッチリあるんだ、言い逃れは出来ん!!」
「じゃ~私は、あなたの犠牲になれってこと?嫌❕我慢できない!!」
「お前みたいな女を登が愛しているとでも思っているのか?」
「当たり前でしょ~登はいつだって!私を愛してると言ってるわ」
「バカだな~おばあちゃんの家にも盗聴器付けてあるんだ!又お前が息子にちょっかい出すかと思って?聴いてみろ(又お義母さんからの電話うんざりなんだ真由 真由好き!)あの子は真由ちゃんて娘に夢中なんだよ」
「嘘 嘘よ登は私を愛してるっていつも言ってくれてたワァ~~~ン😭あなた卑怯よこんな卑劣な事をして最低ね😣」
「誰が、こんな贅沢な生活をさせてやっているんだ?俺のお金でお前は綺麗に着飾っていられるんだ!それが分からないのか?」
「こんな年寄りと付き合ってやってるのにこっちの方がお金欲しいくらいだわ😣」
「お前なんか出ていけ――――」
「嫌よ❕もしどうしてもと言うのなら、高額慰謝料とこのマンション頂くわ!!」
「考えておこう…………」
そして綾香は、真由という女が気掛かりで夜も眠れません。
登が会ってくれないので、おばあちゃんの家まで行ったのです。
おばあちゃんも大事な嫁が来たので大歓迎です。
そして登を連れ出して河原で話し合ったのです。
「真由って誰?私の事が好きだって言ってたじゃない?嘘でしょう?」
「好きでしたが?もうこんな事イヤです。父だって可哀想だから……」
「行かないで!お願い何でもするからワァ~~~ン😭」
「サヨウナラ❕」
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