********一体誰が綾香を⁉********
警察の聞き取り捜査の結果「あの日の朝、車の助手席に男性が乗っていた」との情報が……
ご近所さんの話しでは、何か騒がしい罵り合いが聞こえて来たとのこと?
そして警察の懸命な捜索により、綾香の素性や家庭環境等も明るみになって来たのです。
綾香の父親は、最大手新越製鉄に勤務…………
順風満帆なエリート人生を、歩んでいたのですが、1979年紅葉の綺麗に色付いた11月のちょうど綾香が生まれたばかりの頃に、担当部署機械工事課の修理工場から出火が有り、責任を取らされ子会社に出向になってしまったのです。
その為給料はガタ落ち、仕方無く母がパートに出て家計を助けていたので、綾香と正2人は家事全般を手伝っていたのです。
大学は東京の有名私立お嬢様大学の為、お友達はブランドに身を包み、お洒落に余念がないのです。
綾香も若気の至りで無理をしてお友達に追いつこうと、ネットで知ったデ-トをするだけで荒稼ぎが出来る、デ-トクラブに登録したのです。
そして色んな紳士とデ-トと言う名の下に、売春まがいな事をしてお金をふんだくっていたのです。
その時に、相手の奥さんにばれ、男が自分名義で妻に内緒で買っていたマンションを嗅ぎつけられ、あわや大惨事――――!
「貴方いらっしゃるんでしょう?」
「アッ 大変だ❕綾香ちゃん隠れて‼」
「嗚呼…分かりました押入れに隠れます。」
「急いで!急いで!😰」奥様が部屋に⁉
「なんか……香水の香り?この甘い香りは……ひょっとして女でも連れ込んでるんじゃないの~?」
「違う違う💦」その時、押し入れからガタンと音が?
「怪しい!怪しい!」奥様が押し入れを開けると⁉
「キャ-あなた誰?この泥棒猫が――――!」
「スッススミマセン❓!
よくもこの――!許せない!」その時奥様が、台所から出刃包丁を❕そして綾香に切り付けたのです。
「ヤヤッヤメンか!」「こんな若い女と――悔しい!」
綾香は手に大怪我を負い「痴話げんかに巻き込まれて、うっかり殺されそうになった事もあったのです。
「その男は誰だ!絶対探さないと❕」
「本当ですね。ひょっとしたら今でも?何処かで繋がっているかもしれない❕探しましょう。」
所轄の担当刑事の田中と山田も頭を抱えています。
「綾香奥さんも罪深い人だな~テへへ・・美人だしああ~😍」
「バカ言うんじゃ無い❕仕事だ―――」
「ハ~イテへへ」
雷オヤジの田中も、事件をよそに、この山田のバカさ加減には、ホトホト頭を抱えています。{こんなバカ~😞トホホ}
益々混迷の一途を⁉
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