• 異世界ファンタジー

転校生N 12話

        ********一体誰が綾香を⁉********

警察の聞き取り捜査の結果「あの日の朝、車の助手席に男性が乗っていた」との情報が……

ご近所さんの話しでは、何か騒がしい罵り合いが聞こえて来たとのこと?


そして警察の懸命な捜索により、綾香の素性や家庭環境等も明るみになって来たのです。

綾香の父親は、最大手新越製鉄に勤務…………

順風満帆なエリート人生を、歩んでいたのですが、1979年紅葉の綺麗に色付いた11月のちょうど綾香が生まれたばかりの頃に、担当部署機械工事課の修理工場から出火が有り、責任を取らされ子会社に出向になってしまったのです。

その為給料はガタ落ち、仕方無く母がパートに出て家計を助けていたので、綾香と正2人は家事全般を手伝っていたのです。

大学は東京の有名私立お嬢様大学の為、お友達はブランドに身を包み、お洒落に余念がないのです。

綾香も若気の至りで無理をしてお友達に追いつこうと、ネットで知ったデ-トをするだけで荒稼ぎが出来る、デ-トクラブに登録したのです。


そして色んな紳士とデ-トと言う名の下に、売春まがいな事をしてお金をふんだくっていたのです。

その時に、相手の奥さんにばれ、男が自分名義で妻に内緒で買っていたマンションを嗅ぎつけられ、あわや大惨事――――!


「貴方いらっしゃるんでしょう?」

「アッ 大変だ❕綾香ちゃん隠れて‼」

「嗚呼…分かりました押入れに隠れます。」

「急いで!急いで!😰」奥様が部屋に⁉

「なんか……香水の香り?この甘い香りは……ひょっとして女でも連れ込んでるんじゃないの~?」

「違う違う💦」その時、押し入れからガタンと音が?

「怪しい!怪しい!」奥様が押し入れを開けると⁉

「キャ-あなた誰?この泥棒猫が――――!」

「スッススミマセン❓!
よくもこの――!許せない!」その時奥様が、台所から出刃包丁を❕そして綾香に切り付けたのです。

「ヤヤッヤメンか!」「こんな若い女と――悔しい!」

綾香は手に大怪我を負い「痴話げんかに巻き込まれて、うっかり殺されそうになった事もあったのです。

「その男は誰だ!絶対探さないと❕」

「本当ですね。ひょっとしたら今でも?何処かで繋がっているかもしれない❕探しましょう。」

所轄の担当刑事の田中と山田も頭を抱えています。

「綾香奥さんも罪深い人だな~テへへ・・美人だしああ~😍」

「バカ言うんじゃ無い❕仕事だ―――」

「ハ~イテへへ」

雷オヤジの田中も、事件をよそに、この山田のバカさ加減には、ホトホト頭を抱えています。{こんなバカ~😞トホホ}

益々混迷の一途を⁉

続き


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