• 異世界ファンタジー

転校生N 4話

⁑女子生徒達の憧れの的 💛登⁑

登は父親の仕事の関係で、ニューヨーク育ちのバイリンガル……*                        
両親が教育熱心だった為、いつ日本に帰国しても良いように、二ュ-ヨ-クでも日本人の家庭教師を付けていたのです。

その為、すぐに追い付き、日本最難関の私立慶成学園に見事合格・・・*                    


成績優秀でイケメン更に、サッカー部のエース登の噂は、瞬く間に学校中に知れ渡り、女子生徒の憧れの的☆・。♡★

「キャ素敵!」

「アッ登先輩と振り向き様に目が合ったわぁ♥フフッ嬉しい!」

「なに~ずるいよ~」

登が通ると女子達は、「。・*・キャ-キャ-」

「身長も高くて、顔も小顔のまるで☆*・芸能人みたい!」

「本当!本当!」

女の子には目もくれず、子供の頃から二ュ-ヨ-クにある地元のサッカークラブに所属していた事からサッカー漬けの毎日……

愛する義母とサッカーの事しか頭にありません。

頭の中は青臭い女子等目もくれず義母の事ばかり―――

そしてなんとかサッカーユ-スに選ばれて、ゆくゆくはプロサッカー選手になりたいそればかりなのです。*                        

隣の席の瑠璃は、可憐な守ってやらなくては壊れそうな華奢な、どことなく暗い影のある美少女……

登と瑠璃は、妹同志が友達だった為、又席が隣という事もあって、帰り道よく話すようになったのです。

「妹の近況報告してよ~最近俺もサッカーで忙しいので連絡取ってないから?」

「な~んか?家の真理と男の子の事で盛り上がっているみたい!」

「へえ~あの寝小便ちびりの恵がね~?」

「まあレディーに対して寝小便はないわ~フフッ」

「本当本当ハハハ」

仲の良い2人なのですが、登は瑠璃とはお友達としか思っていないのです。

クラスメートは、二人は付き合っているものだと思っているのですが、登は瑠璃の中に儚げな弱々しい母を見て……

あの寂しくて辛かった日々が甦り、母が男を作って出て行った日の出来事を、昨日の事のように思い出してしまうのです。

確かに悪いのは父なのですが???登を捨て男に走っただらしない母……
可愛い妹とは離れ離れになり、ろくに相談にものってくれなかった母……

友達と些細な事で喧嘩をして、相談した事があったのですが、父の事で悶々と塞ぎ込み「モウーうるさい!あっちに行って!!!」

大切な子供よりも、自分を優先する事しか出来ない母……

自分の事で精一杯で、子供の相談まで見られる状態では無かったのです。

父をたぶらかした憎いはずの義母なのですが、懐が深く義母の綾香の方が全て受け入れて、相談に乗ってくれるのです。

いつも優しく「何でも相談してね」

一人では生きていけない、人に依存して生きる事しか出来ない母に、どことなく似ている瑠璃に反射的に受け付けがたい何かを感じ、拒否反応を越してしまうのです。

それなので友達以上等あり得ないと思っているのです。


又登は、一学年下の真由とも付き合っている様子・・・
女子に目もくれなかった登が、唯一交際を申し込んだ女の子なのです。*      

真由とは、部活の卓球部で偶然見掛けて、余りにも義母に似ているので衝撃を受けたと同時に、真由の傍にいると一瞬苦しさから解放される、そんな衝動にかられるのです。
{本当に綺麗でお義母さんにそっくり―――! }*                      
義母を忘れる為⁉
義母の代用品⁉

それではあまりに真由に気の毒……

ともかく真由といる時だけは、叶わぬ恋から解き放たれるのです。*              

真由は、ベビーフェイスで人気のブラジル人モデル、マリ―ナ・ネリ-に似た、身長168cmの浅黒い小顔の、スタイル抜群の健康的な美少女で、瑠璃とは対称的なタイプなのです。

瑠璃は、色白で身長160cm華奢な身体付きの、守ってあげたくなるような美少女*                        


又隣のクラスの慶子とも最近怪しい雰囲気、慶子は生徒会副会長で誰からも慕われる姉御肌……

生徒会長の司と登は偶然マンションが一緒という事もあり、よく一緒に勉強したり、遊びに行ったり来たりして親しい間柄になったのです。

生徒会長の司は、役員を家に招いて生徒会の打ち合わせをする事が度々あったのです。

その為、慶子とも知り合いになり……{憧れの登が、司と同じマンションだなんてウッシッシ~😁}

慶子からの猛プッシュで、司と3人で休日原宿に出掛けたり、お手伝いの友子に父のポルシェを運転してもらい鎌倉や湘南に出掛けたものです。

1時間程度の時間よくCDを掛けて遠乗りしたものです。

最初は「ビ-ズが良い!ミスチルが聞きたい!」とほざいていたのですが、父はクラシックと洋楽…あとはサザンしか聞かない為
仕方なくサザンを掛けながらのドライブです。

ですが、真夏の海風や潮の香りを感じながら、湘南の海沿いとサザンの曲が相まって3人は「♪心から好きだヨ チャコ抱きしめたい♬」すっかりサザンにはまり、大きな声で大合唱♪ ♬ドライブの時にはサザンしか聞かなくなったのです。


その他出掛けた想い出は数知れず、又慶子の家で3人で猛勉強もよくしたものです。* 


今日はいつものように、期末テストに向けて、慶子の家で勉強の約束!

ですが司が体調不良で、二人きりで勉強する事になったのです。

又いつものように慶子の部屋でお勉強……
司の居ない空間は広すぎ勝手が違って、登もいつものオチャラケモ-ドもどこえやら、異性との2人だけの空間に緊張モ-ド!


するといきなり慶子が、手をギュッと握って!

「私の事どう思っているの?」

「何を言っているんだい⁉俺たち三人は友達だろう?」

「私は前から登の事好きだったの、私だをけの登でいて!」そして突然登にキスをして、服を脱ぎ捨て!

「お願い!良いでしょう⁉」

「ダメだヨ!俺達は友達だから‼」

「嫌よ!私が知らないとでも思っているの⁉瑠璃と真由の事」

「ただの友達だヨ」

「イヤ!イヤ!登は、私だけのもの!」

登の手を乳房に、そして秘密の部分にも……
興奮して頭の中が真っ白になり、我慢出来なくなった登は興奮して!!!
慶子に飛びつき、重なり合って♥・゜・。💛💋*                      

続き*              

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する