• 現代ドラマ
  • ホラー

フードファイター

最近、フードファイターの動画を見るのにハマっている。

つい先日、もえあずという人を初めて知ったにわか中のにわかなのだけれど、大量の料理がすごい速度で無くなっていく光景ってのはとても爽快感があって、見ていて気持ちいい。

年齢のせいか、私自身の食の量が細くなってしまった為にちょっと憧れみたいなものも混ざっているのかもしれない。

最近のフードファイター事情なんかには疎いけれど、昔はよく大食い大会の番組を見ていた(ジャイアント白田さんが注目され始めた時期くらいだったかな)。

で、幼い私がもっとも熱い視線で眺めていたのが小林尊という人で、けして大きくない身長、体型で、次々と料理を腹の中に収めていく姿に私はヒーロー漫画の主人公を見ているような感情を抱いていたように思う。

今ではとても有名になった人なのだけれど。

何故か、私の中で彼という存在が幼い頃の記憶と共にすっぽり抜け落ちていて、色んな大食い動画を眺めている際にふと彼の名前が、懐かしい感情を伴って蘇ったのだった。

で、その小林尊さんの動画も色々上がっていたので見ていたのだけれど、やはり彼は「フードファイター」という枠組みにおいて一つ抜き出た存在なんだなあと敬意を込めて感じ入った。

大食いを完全に競技として捉えた彼の生活スタイル、精神性、はたまた対戦相手(選手、料理)の分析なんてのもいちいち格好良くて、彼を紹介する際によく使用されるキャッチコピー「大食いをスポーツに変えた男」という言葉がとてもよく当てはまっている。

彼ほど「食べる姿が格好いい」と思える人ってのはこの先も現れないんだろうなあ。





コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する