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自己反省

前々回の記事で、自分が主催している企画に私も参戦するのだーと息巻いて見せ、そしてお題作品を書き上げたまでは良かったのですが、ふと我に返り、やはり作品は参加させず、企画総括のページにオマケと称してこっそり載せる事にしました。

というのも、タイミングを見誤ってしまったのか、今から作品を投稿するというのもなんというか、「満を持して」感をすごく感じてしまうのです。

ありがたい事に企画に参加して頂いた作品のどれもがレベルが高く、どうにも私と私の作品はこの「満を持して」感に耐えられるレベルに達していない気がするのです。

いやいや公開するのはちょっと待て、と。
オマケと名を付けて総括の端にぶら下げるくらいがお似合いなのではないか、と。
少々考えを改めました。

報告するまでもない「一人劇場」な気がしないでもないのですが、書くぞといっておいて放ったらかしにするのもなんだか気持ちが悪いので……うん。

それにしても、自主企画。
書いてみてわかる企画お題の粗というかなんというか。

お題で二人の状況を表しているけれど、書く文体の人称によっては、かなり面倒くさい状況ですね。扉を挟んでいて、お互いの姿がキチンと見えていない訳ですから。(差入口はあるけど)

それに、「残り三十分しかありません」という台詞も「しかありません」はいらなかった。「残り三十分です」で良かった。そうすればもっと幅広い解釈を期待できたなあ。

と、反省しつつ。

参加して頂いた作品がどれだけ出来が良いものであるか、その素晴らしさを再確認したのです。

皆、お題の調理が上手いなあ。


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