これまで書いてきた中で自分の代表作といえば、PVの多い「落とした消しゴム」になるのだろうか。
自分としても、募集企画などにちょっとした名刺代わりとして放り込みやすい作品なのでお気に入りである。
けれど、「落とした消しゴム」から興味を持っていただいて、さあ、他の作品も見てみようとなった時、並んでいるのはピョーコツペー(ホラー)やカササカさん(?)といった妖しいメンツなので、なんだか期待してページを覗いてくれた方に申し訳ない気もする。
果たして今現在、自分の路線、ポジションというのはどこにあるのだろうか。ミステリ作家、ホラー作家というように、◯◯作家と区別するならば、その◯◯にはなにが入るのだろうか。
※追記
考えている内に、これはなにも私だけが抱える悩みではなく、創作論・評論ジャンルで書いた作品だけPVが多い作者にも通じる悩みに思えてきた。
もしかして、
「あの創作論を書いた人の◯◯(ジャンル名)」と、「◯◯(ジャンル名)を書いている人の創作論」。この明確な違いに気づき、悩み、脱皮したいともがいている人がいるのではないだろうか。