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ジャンルという「枠」

ミステリーもホラーも現代ドラマも恋愛も、書いてみたいと思うのだけれど、いざ書いてみると、あれもこれもと欲張ってしまい、どうにもジャンル分けがしづらい物が出来上がる。

これを一緒くたにまとめて「不思議な話」と銘打って、聞こえ良くはするのだけれど、言い方を変えれば「中途半端なジャンル不定」ということになる。

読者視点で考えてみると、「ジャンル」というのは大事で、ミステリーが読みたい時はミステリー、ホラーが読みたい時はホラーと探す場所は決まっている。
「不思議な話」が読みたいのなら話は早いのだけれど、あいにくジャンルとして「不思議」なんて項目は、無い。

ジャンル付けにうーんと悩んでホラーになった「不思議」作品を、ホラーを求める読者が見れば、それは微妙な「ホラー」でしかない。
「鶏の唐揚げ」が食べたかったのに「鶏の天ぷら」が出てきたような違和感。

さて、自分の作品を見返してみると、そんな「ジャンルに困った」作品ばっかりだ。一体、誰に向けて書いたものだ。

ジャンルという枠をもっと重要視しないといけないなあ、と最近考えている。
書く前にドドンとジャンルを固定してしまわなければ、いつまで経っても、書きたいことを只書き連ねただけの小説未満を書く事になる。

ああ、もっと上手くなりたい。そしてがっつりミステリーを書きたい。

ミステリーを書きたかった筈なのに、作品にミステリーが殆ど無い私でした。
おはようございます。

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