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発想のすすめ

「目」さんの「創作論のメモ」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883409346


この中でしりとり式発想法が紹介されていて、すごくすごく参考になったのでオススメしたいです。

同時に、僭越ながら私が使っている発想法も少々。えへへ。

TRIZ理論という発明理論があるのですがこれはストーリー発想にも役立ちます。40パターンの原理に当てはめて奇抜な発想を生み出そうというもので、
1・分けてみる
2・離してみる
3・一部を変えてみる
4・バランスを崩してみる
5・2つを合わせてみる
6・他の使い道を考える
7・内部を見る
8・バランスを作る
9・反動をつける
10・予測される仕掛けを作る
11・重要な所を守る
12・同じ高さのものを利用する
13・逆にしてみる
14・回転させてみる
15・環境に合わせて変化させる
16・大雑把に解決させてみる
17・横がダメなら上から見る
18・振動を加える
19・繰り返してみる
20・良い状況を生み、それを続けてみる
21・短時間で終わらせてみる
22・良くない状況を利用する
23・入り口で状況を知らせる
24・接する部分に強いものを使う
25・自ら行動するようにしてみる
26・同じものを作ってみる
27・すぐダメになりそうなものを大量に使う
28・触らずに動かしてみる
29・水と空気の圧を利用する
30・自在に変化するもので覆ってみる
31・吸い付く素材を加えてみる
32・色を変えてみる
33・同じ質のものと合わせてみる
34・出なくさせるか、出たものを戻してみる
35・温度や柔軟性を変えてみる
36・個体を気体・液体に変える
37・膨らませてみる
38・「そこを満たす」濃い物を使う
39・反応の起きにくいもので「そこを満たす」
40・組み合わせた物を使ってみる

と、なっています。※一部ストーリー発想用に拡大解釈しているものがあります。

40と言わずに9つくらいでいいから頭に留めておくと、充分発想の助けになります。

私の自主企画にある「重たい岩」を例題にしてみると、
その岩は、岩巨人の頭かもしれないし(同じ質の物と合わせる)
重要な楔石かもしれない(他の使い道・環境に合わせて変化)
岩が喋るかもしれないし(自ら行動するようにしてみる)
もっと大きく、重くなって、ついには惑星になるかもしれない(膨らませてみる・一部を変えてみる・バランスを崩してみる)

と、いった具合です。なんだか偉そうに講釈をたれてしまいましたが、私も勉強中の身ですので「こんなのもあるよー」くらいのノリだと思って頂ければ幸いです。

2件のコメント

  • 「TRIZ理論」は便利そうなので、「創作論のノート」で紹介させていただきました。

    https://kakuyomu.jp/works/1177354054883409346/episodes/1177354054883903517

    実際、ちょっとやってみて役に立ちましたので、今後も忘れずに使いこなしたいです。また何かよい理論などありましたら、ぜひ教えてくださいね~。
  • お、紹介ありがとうございます。私が開発した訳でも何でもないのですが、多くの方の目に留まり、執筆の一助になる事はとても喜ばしい事です。重ねて、ありがとうございます。

    TRIZ理論の良い所は、なんにでも応用が効くところなんですよね。仕事、料理、勉強、本当に何でも。

    正直、この発想法がクセづいてしまえば、企業のセミナー(発想系、効率系)には行かなくてよくなります。マジです。
    学生の時点でこの理論を実践、解説するレベルになったら……。
    グヘヘ。です。

    と、なんだか宣伝みたいになってしまいました。エヘ。


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