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第一回神ひな川小説大賞と「きらいなあの子」のあとがき

「第一回神ひな川小説大賞」おつかれさまでした。
拙作「きらいなあの子」も講評を3名様に書いていただけました。
なんだかお褒めの言葉ばかりでくすぐったくなりました。
うれしいです。

「きらいなあの子」は下のアドレスからお読みください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922141497

参加された他の方の小説をいくつか読んでみたのですが、どれもレベルが高くて読んでいてとても楽しかったです。
みんな同じ「ハッピーエンド」というお題で書いているはずなのに、勢いに任せた話やジットリした話、悲しい話、楽しい話などなどとバラエティ豊かな作品が集まるのは120作以上と参加という数の暴力がなせる技でしょうか。


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講評していただいたので、わたしからもあとがきのようなものを書いてみようと思います。

■キャラクター
実は、わたしは作中の人物に特定の名前をつけるのがとても苦手です。
今回も名無しの女の子三人で済ませようと思っていたのですが、名前がある方が話が生々しくなる上に関係性が強まる、なおかつ「仲のいい子」がメインキャラではないことを間接的に伝えられると思い急遽名付けました。

柊くりすと樅木のえる。
見ての通り二人とも名前はクリスマス縛りでした。
あまりいなさそうだけど、いたらちょっとかわいい名前を目指しました。
仲のいい子にも名前を与えたくなりますが、それはまたの機会にでも。
仲のいい子視点の続編か番外編も執筆したいので…!


■ストーリー
ストーリーはプロットを特に用意することなくなんとなくで書きました。
「ハッピーエンド」とは別に「嫉妬」を個人的なテーマにして、そこからブレないようには頭の中で考えてた……はず。
そして書き終わってたら百合的な作品になってました。
百合テイストに仕上げる予定はなかったのですが、結果的に作品をいい感じにまとめ上げてくれたので結果オーライです。

あとは小学生たちがワイワイしてる話なので、あまり口調が固くなりすぎないようには気をつけていました。
でもあまり幼すぎるとそれはそれでくりすちゃんらしさが消えてしまいそうなので、基本的には言葉をひらく程度にしました。


■講評を読んで
私が表現したかったことが伝わってて一安心しました。
小説以外も含めて創作を長い間やっているのですが、未だに自分の作品が人に伝わるのか不安になってしまうことが多々あります。
その気持ちを解消させるため、また自己肯定力を上げるためにも賞に参加させていただきました。

書いてて楽しかった焼却炉〜終わりのセリフの部分は読む側からしてもカタルシスを感じるようで嬉しかったです。
くりすちゃんとのえるちゃんのやり取りいいよね…。

しかし文量がすごい。
私一人の短編の講評であんな文字数を読むことになるとは思いませんでした。
本当にお三方、おつかれさまでした。
そしてありがとうございました。

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