大した話ではないです。
今日ね、幕張メッセに仕事で納品に行ったんです。
まあ、色々トラブルあったんですけど、無事納品できたんでそれはそれで良しです。
でね、納品先は角川さんのブースだったんですよ。
思わず私「カクヨムユーザーなんですよ、あれ楽しいですよねー」
とか言っちゃいましたよついつい。
そしたら先方の三十代くらいのイベント担当者さん「えー、そうなんですか嬉しいなあ! なかなか『なろう』には勝てなくて、そういうのもっと入れてかなきゃと思うんですけど」
私「いやー、なろうより面白いってかまともなのはこっちの方がいっぱいあると思いますよ」
先方「ホントー? 嬉しいなあ、担当そこにいるから、あとで言っておきます(^^)」
なんてやりとりがありました。
ついでに私
「星やPVがいっぱいあるのよりそうじゃないやつの方に面白いのが多いですよねー、あれはあれで完成されてる感じのもあってすごいけどおんなじパターンが多いからなあ。なかなか書籍化は難しいんですかね、星とか少ないのは」
先方「あーいうのはもうパッケージ化されてますからね、どうしても安心感があるっていうか……。あとPVや星が少ないとねー、編集がオーケーって言わないんですよ……」
へ?
私は逆だと思ってた。
というか、自分も昔そう思って仕事してたし。
星やらPVやらで判断するのは営業さん系の人で、編集さんは違うはずだと、逆のはずだと……。
短い会話の中でのことです。
正確なやりとりになってない可能性の方が大きいです。
まあでも、フェアやらイベントやらいっぱいやって、出版文化を活性化させたいって雰囲気だけはありました。
それは伝わってきたなー、短い会話の中でも。
編集さん、星やPVの多い作品は目先の確実性はあるんだろうけど、ダイヤの原石は違うところに転がってるから、それを見つけ出すことに力を注いでほしいなー。
そういうことが許されない時代になってるのかなー。
そうはなって欲しくないけどなー。