こぼねサワァ

【KAC20233】 寂れた商店街で小さな洋食店を経営する呉田。 常連客の女子大生にある日「誕生日を祝ってほしい」とお願いされる。 彼女のリクエスト通りに店で料理を振るまって………

月面への着陸を失敗した宇宙船はぐちぐちゃになってしまい、生存者はいなかった。宇宙基地のロボットたちは、地球との通信も途絶え、やるべきことを見失ってしまう。ロボットのリーダーが下し…

あれは、私が小学生五年生の頃だったでしょうか。 　 　お盆といえば、父の実家である祖父母の家で過ごす事が毎年の恒例行事だった我が家。 　私は、あの家が苦手でした。

子供の頃、シーツを海に見立てて遊んだ。 想像の中で私達はなんでも出来たし何にでもなれた。 もう一度、童心に返ってみない？

　一つのお皿に様々なものを混ぜ、スープを作る。ボクが大好きなお爺様のお仕事のお話。 ────────────── KAC20233参加。 こんな雰囲気初めて書いたよ。

六月の雨は、幼かったあの日を思い出す。

森の中にひっそりと暮らす小人のポクルの、大切な宝箱の物語です。 絵本を読んでいるイメージで読んでください。 KAC2023参加作品です＜お題：ぐちゃぐちゃ＞

【KAC20232】ぬいぐるみ （2023初稿）

2023年3月6日、事件は起こった。 小説投稿サイト『カクヨム』は7周年の生誕祭イベントに沸いていた。 その日の12時、KAC2023の3回目のお題として「ぐちゃぐちゃ」が発表さ…

いろんな色を混ぜすぎると暗ったくなって、どんどんキレイな色じゃなくなる。それなのに、なぜ混ぜるかって？　そんなの思い描いた色になるためだ。

まん丸星人という、エントロピーに逆らえない哀れな種族についての話……を聞かせる話。 777字、一話完結。 ※用語説明 ・エントロピー：（簡単に言うと）乱雑さ ・エントロピー増…

夕飯を作るのが面倒臭い女の話。

兵士として買われた男が、死ぬまでにやったこと。 ※暴力描写あり。 KAC2023、３つ目のお題「ぐちゃぐちゃ」参加。

朝から縁起悪いことばかり続く日だった。 会社員のヒロシは運の悪さを嘆いていた。そこに起きた大きな事故。 ヒロシは運命の岐路に立たされていた……。

梨花ちゃんは、3体のぬいぐるみを持っています。 ウサギ、ゾウ、イヌのぬいぐるみです。 しかし、このぬいぐるみ達。ただのぬいぐるみではありません。 動いて、喋ることができます…

有名な心霊スポットに遊びに言ったという友人。話を聞いているうちに俺はあることに気付いた。「そのぬいぐるみ、今どこにある？」

今日は私の誕生日。彼氏のユキくんからもらったのは指輪とイビツなぬいぐるみ。 イビツなぬいぐるみは手作り感満載だ。それもそのはず。なんと、私が欲しがっていた非売品のキャラクターのぬ…

本屋が訪れたのは、窓辺にクマのぬいぐるみを置いた家。 そこには目の見えない少女がいて、本屋はその子のために本を読み聞かせるのだが……。

可愛い可愛い、愛しいハルカ。誕生日には特別なぬいぐるみをプレゼントするからね。 幸せな誕生日のプレゼントは指輪とイビツなぬいぐるみでした。の彼氏視点です。 先に下記から読んで頂…

第二弾にも参加！KAC2023『ぬいぐるみ』 ある商店街の小さな洋品店。 店主の装子は来店するなり突然泣き出した中学生の少女に自作のぬいぐるみを売る。 彼女の手持ちたったの千円…

帰りの電車でうたた寝したら、オッサン同士で気まずくなった話。 KAC2023、第２のお題「ぬいぐるみ」に参加。

KAC20232　お題：ぬいぐるみ

【KAC2023参加作】 元小説家の悠人と恋人の恵理子。 作家として再デビューを目指す男とそれを献身的に支える女。 そんな同棲カップルが通りがかりの本屋で小説大賞のポスターを見つ…

パパが消えた。 きっとあの場所に行ってしまったのだ。 ボクの冒険が始まる。

【KAC20231】本屋 （2023初稿）

不気味な本屋を見つけた男子高校生。 奇妙な視線に気づけない。

寿江は学校の帰り道で、奇妙な本屋を見つける。そこは、妖怪だらけの本屋だった。

いつもと同じ帰り道を歩いていた主人公は、見慣れない店がある事に気が付きます。その店の扉を開いたのは……。 KAC20231参加作品です＜お題：本屋＞

世界はそうなりつつあるような。

家から少し離れた、大きな本屋。 少年だった僕にとって、心おどる場所だった。 そんな場所で、僕は彼女に出会った。 （2023/5/7 カテゴリを恋愛から現代ドラマに変更） （20…

KAC2023参加作品。 その一冊一冊は、本当は―――

KCC2023第一回お題「本屋」

古書店を営む祖父の手伝いをする私。 古い紙の匂いは嫌いじゃないけど、苦手なアレもいる。 ロマンチストなお祖父ちゃんはそれを素敵なものだというけれど……。 KAC2023用連作短…

「KAC20231」参加作品。 将来的に起きそうな話を突発的に書きました。

　これはまだ、私が小学生だった頃のお話です。 　 　私の住んでいる町には、小さな古本屋さんがひっそりと営まれておりました。 　お客さんは稀で、多分私が一番の常連だったと思います。…

KAC2023の①。お題は『本屋』

小学生の少女、しおりは塾の帰り道、豆本の入ったトランクを拾う。 続編の短編『ぬいぐるみだって本が読みたい』『しおりと妖精との再会』もあります。

世界最後の本屋が本日をもって閉店する。 私は世界で最後に本を買った客となるべく、会計の順番をどんどん後ろの人に譲っていく。 そんな中、私は建前上の厚意を頑なに遠慮する老紳士に遭遇…

古本屋の店先で見つけたのは、あの子が好きだった絵本。 KAC2023、第１のお題「本屋」に参加。 777字にも挑戦。

あれはどういうことなんでしょうね。 「また来よう」と思っていた本屋さんに、2度と辿り着けなくなる。 ここにあったはずなのに、違う店になっている。 「ああ、あの時にあの本を買っ…

えちち注意！ 私の家の近所には、不思議な本屋『一服堂』がある。そこの店主の倫さんは年齢不詳の不思議なお姉さんだ。どこからともなくぬらりと現れて私の背後にたつ。やめてくれないかなぁ…

売り上げが伸びないことを悩んでいた書店店主の菊池は、バイト店員の松田の提案に乗り、店をリニューアルオープンすることになった。 新店はある作戦のおかげで、連日大盛況となる。 さて、…

上野と札幌を結ぶブルートレイン、北斗星が消えようとしている。鉄道に興味のない文幸に、父の和幸はその思い出を語る。

書けなくなった男を描くスケッチ。 フィクションか否か？ それはプロフを読んで頂ければ分かるでしょう？

５０歳のシングル会社員、遠山富士美は住宅街の上にある小さな公園で、樹木とビルの間からわずかに見える富士山の頂にカメラを向ける壮年の女性「金剛富士さん」に出会う。「ダイヤモンド富士…

両親の葬儀を終えて、僕は妹とともに先生に引き取られた。 世界はずっと、薄墨色をしている。

Twitterでふわりと流行ったエビフライの呪い。 乗っかってコメディを書きました。 あなたは、朝起きた時にエビフライになっていたらどうしますか？ 我が家ではこんな感じです。 よ…

ホラーにいれたけど全然怖くないやつ。 【ジャンル】ホラー集

美大を出て就職もせず、只ひたすらに絵を描く「私」に、 母は亡くなった祖母が所有していたアパートをひと夏のアトリエにするよう提案する。 解体予定のアパートの壁に絵を描き殴ったその年…