最新話『ラヴァルとヨランドⅢ』投稿しました。
アルドレスとの交渉・後編。
バベルの見せ方について、書き直しがあったという話を以前にしましたが、そのせいであれらの正体や、物語の関わり方について、読んでいる読者に依存する形にはなってしまっています。まぁ、話の主軸になるものではないので、これも割り切っていただければと思います。
ここ最近は設定の話ばかりしていたので、キャラの動きについて少し話しましょう。
アルドレスはバベルに迎合して、あれらの理念である文化の停滞に協力する姿勢を示しています。対して、ヨランドのしようとしていることは人類の生息域の拡大・開拓……そのアプローチとして、文化の発展が含まれています。
ドラゴン商社を運営する身として印象の良くないヨランドの計画ですが、バベルという抑止力が働きかねない無謀な計画は、そもそも阻止する意味もないということで、アルドレスは個人の責任に好きにやらせていました。
挑戦・開拓心といった前向きな志向は、改めてそれを聞くラヴァルにも影響を及ぼしています。
よろしければご意見・感想などお願いします。
次回更新は、4月27日(土)18時投稿予定です。
#カクヨム
はぐるまバディに性転のララバイを/葛猫サユ
https://kakuyomu.jp/works/16818093073275058811/episodes/16818093075969259093