元々あった話を二分割している影響で、少し文字数が下がっています。そしてこれにより、全３７話が全３８話構成になりました。すごくどうでもいい。
物語としては傷ついた晶狼との出会いによって、展開に若干暗い影が差してきます。
冒頭の記録要項にあるとおり、この世界の魔王は突然変異から生まれた完全なイレギュラーであり、分類上彼女はウォルフどころか亜人ですらありません。
現地人からすると亜人の認識されていますが、晶狼からすると「なんか気持ち悪い宇宙人が狼の民の真似事して我に話しかけてきてる」というなんとも不気味な生物だと見なされています。
酷い言い草ですが、この見解の相違をアルが自覚しているからこそ、孤独感を抱え同じ不老不死のローランに依存している構図ができあがっているとも言えますね。
よろしければご意見・感想などいただけたら幸いです。
次回更新は８月２２日（火）になります。
アルは此処に在りて～魔王少女の異世界巡礼記録～
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