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ヘリウムヘッドへの反抗

脳にヘリウムを詰めたようなエヘエヘした感じ。
それは、楽しくはあると思います。
でも、誤魔化してもいるのではないかと思うんです。
実生活では、むしろ、ヘリウムヘッドの状態に置いておくことの方が安定するんじゃないかとは思います。人間関係を円滑にしたり、辛さや苦しさから目を離して、日常を通過していく。もしくは、消費していく。それは死に向かって目を瞑って進むことです。
それでも生きるだけならいいでしょう。
誤魔化して生きていきましょう。
でも。
それと同じようなコンテンツを作るのでなければ。……コンテンツはヘリウムヘッドを加速させるものも一定数あります。小説と向き合うときにはヘリウムヘッドから脱した方がいいのではないかと、今は思います。
特に純文学をするなら。
結構しんどいことではあると思います。
でもこう言うことをすることで、心の裏にあるぷつぷつに触れたり、胸の震えを打ったりすることが出来るようになるのではないか。
そう思ったら、やるしかない。
果たして、どんな結実を見せるでしょうか。

2件のコメント

  • 初コメント失礼します!
    ヘリウムヘッド! 秀逸な表現でゾクっとしました。
    そうですね、小説を書くならヘリウムに溺れてる場合じゃないですね。
    俺は、胸の裏のザラッとした苦みを味わいながら書いてます。

    素敵な近況ノートを読ませて頂いて、ありがとうございました!
  • 青燈ユウマさん

     コメントありがとうございます。
     ヘリウムヘッドに反応して頂きありがとうございます。嬉しいです。

    「苦みを味わいながら」、大変な日もあると思います。私も向き合いたいと思います。

    真花
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