ここのところ、
空気感とストーリーのバランスと格闘している。
どちらも欲しくて、両立をさせようと思っている。
物語の面白さの二つの主軸だと思う。
なのに、
特にストーリーに力を込めると空気感が薄れる傾向にある。
これは、空気感を重視した作品の後に、ストーリーをちゃんとやろうとしたときに生じた。
空気感が重要だと自分で分かっているにも関わらずだ。
それで、しばらくストーリー中心のものを書いていた。その時に、バランスがストーリーに傾いていると言うことに無自覚だったのが問題で、事後的にはそうだと分かる。
で、空気感に回帰しつつストーリーもちゃんとしようとして、今はいる。
そしてこれを後から見たら、ストーリーが弱くなっていないか、ちょっと心配している。
空気感とストーリーがどっちかを取るとどっちかが取れないという関係なのか、
単に未熟さ故に両方を立てられていないのか、
それともどっちもがそれぞれに成長するからアンバランスになるのか……。
でも、
両方が素晴らしくあったらきっと、もっといい作品になると思う。