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天川様企画参加作品『例えば明日、死ぬのかもしれないのなら』投稿しました。

どうもこんばんわ皆様、お盆休みを堪能されているでしょうか?

 連載作が夏休み中の川中島ケイです。っても作者は全く夏休みではなく、むしろそこそこに忙しくて執筆が進まず、連続して投稿できそうな感じじゃないので休ませていただいてるのですが……一応はね、書いてますよ。競馬作品の本編完結後外伝版とか、戦国転生コメディとか……一日平均300文字くらいしか進まないナメクジのようなスピードで><

 そんな中で競馬の方は若手があり得ない不祥事を起こして亡くなる事件が起こり、JRAがその事件の真相を闇に葬ろうとしているような向きを見て競馬に対する気持ちがちょっと(いやかなり)覚めてしまい……からの、南海トラフ巨大地震注意報を受けてクスッと笑えそうな話なんて全然書けなくなって「こんな最中に何を書くというのだ」という状況に陥り……


 そんな状況で、いや日本中がそんな雰囲気だからこそ企画が立ち上がった(のかな?)
 天川様の企画『第二回【防災のススメ】災害を自分事として考えるために』
 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082536854295

 これを見て、今まさに自分が誰かに伝えたいと思う事はこういう事だと勢いで短編ノンフィクション『例えば明日、死ぬのかもしれないのなら』という作品を書き上げました。

https://kakuyomu.jp/works/16818093082539923489/episodes/16818093082542439001

 東日本大震災や能登半島地震・熊本地震に比べたら被害規模も小さいのですが今から20年前、新潟県であった最大深度6弱の中越地震という地震の時、私はまだ20代前半で1週間ぐらい帰宅困難(ライフライン復旧に時間がかかった)で避難所生活を余儀なくされるレベルの被災を経験しまして。

 その時「もしかしたら明日、人間なんて呆気なく建物に潰されてしまうレベルのもっと大きな揺れが来て死んでしまうかもしれない」と毎日その怖さに怯えながら色々な事を考えていたことを思い出して、『心構え』という点でこの経験を伝えることはできると思い筆を取った次第です。

 まあ喉元過ぎれば何とやらで、私も「いつ死んでも後悔しないように精一杯生きよう」って生き方を常にできているかと言われたら全然できていないのですが。それでも、何かあるたびに緩んでいた気持ちを引き締めなおして、後悔しないようにって思い出す……それが私の地震から得たことの大きな部分です。

 それからもう一つ紹介するとしたら今回の作品のきっかけのもう一つは
SUPER BEAVERのアルバム曲で『結果論』という曲がありまして、その歌詞からもガッツリ感銘を受けています。つべに公式MVが無いのが悔しいけど><

 よかったら読んでいただければ幸いです。


 さ、後悔しないように連載停止中のやつを書き上げるぞー!

2件のコメント

  • 残念なことに、どうしても自分で経験していないことは「他人事」で終えてしまうのかもしれません。いくら震災の映像を見せようとも、自分が実際に被害に遭った経験がなければ、心に届く、という部分には至らないのかもしれません。一説には、日本人は「想定外を想定するのが苦手」という話もあります💦

    新潟県中越地震は、地震そのもので苦しめられるという珍しいタイプの災害だったような気がします。一ヶ月以上も強い余震が続くという状況に、映像を見ながら、「建物内にいるのが怖いだろうな、どうしても車中泊になってしまうのだろう」という思いを抱きました。

    幸いにして、私自身は様々な災害を経験しつつも、「不便」以上の被害を受けたことは皆無です。いつかその責め苦を味わうことになるのかと思うと、とても苦しいです。
    恐らく多くの人が、いずれ来るかもしれない苦しみを考えたくなくて、対策を後回しにしてしまうのでしょう。

    我が事として考える。
    それと真摯に向き合ったとき、川中島ケイさまの作品は、示唆に富み、本質に切り込むものとして心に染みました。

    後悔の無いように生きる。
    難しいけれど、そこから目を背けては、いけませんね✨

    企画参加ありがとうございます。全く新しい視点の「防災」作品でした✨
  • 天川さま、こちらにもコメントありがとうございます。

     当時、病気ながら自宅療養中の父を抱えていたので車中泊は当日だけでなるべく病人が優先される避難所で1週間ぐらい過ごしていたのですが、その建物すらいつ崩れるかなんて分からなかったので「明日は来ないかもしれない」と思って毎日を過ごしていた記憶があります。

     きっとそんな感情は同じ体験をしたことのある人にしか知りえないと思って、これは人にシェアする価値があるのかな?という思いでの作品でした。

     皆が避難に遭った時の事を考えて、我が事として捉えながら備えていけたら、いざ本当に災害が起こった時少しは良い状況に出来るのかな?と。

     そういう意味で物凄く良い企画でした。参加させていただいたことに感謝します。
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