お久しぶりです。今年最後の投稿です。
そして、この男との対話はもう少し続きます。
下記ネタバレです。
EP31、32でわかったこと。
・エベール侯爵は、第四皇子の為に諜報活動を担っていた。
・エベール侯爵がファルネティ家に間諜を忍ばせたのは、自分が爵位を継いでから。
・ジェラール侯爵はデュシャン家との結婚がまとまりかけている時に家政婦長の甥を助けて恩を売り、家政婦長を手なずけた。
・アングレ夫人の店の出資者はジェラール公爵。アングレ夫人は、『私』のことをジェラール公爵に伝えた?(何を伝えたのかは まだわからず)
『私』が目覚めた時から、物語の主人公に害をなす男達の間諜が家にいて、『私』の動向は彼らに筒抜けだった訳です。
『私』が生き残る為に行動したことで、描かれた未来とは違う道を歩んでいくのが、この物語のあらすじではありますが、未来に起こることを知っているからイージーモードという訳ではありません。
『私』が把握しているのは、表面上のことだけです。
結果は知っていても過程は知らない。
○○が△△となった、ということはわかっていても、その結果に至るまでに、誰が何を考え、何を思い、どういう目的があって、その結果に至ったのかは、わからないのです。
何せ『私』が読んだ『物語』は、『主人公』の視点で書かれた『物語』なのですから。
はまた来年。皆様よいお年を。