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「喰らう箱と死なない少女」というお話を書きました。

 どうも、神崎ひなたです。

 このたび、こむらさき様主催の「第二回こむら川小説大賞」の参加作として下記の作品を書きました。

 喰らう箱と死なない少女
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054904169653

 企画概要
 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054900482535


 以下、あとがき的なものになります。




 今でこそ「第二回こむら川小説大賞」の参加作を全部読んで、Twitterに感想を上げたりしている私ですが、しかし企画が始まった時からバリバリしていたわけではなく、中盤くらいまで電脳天使ジブリールに興じたり「ポケモンの色違い厳選楽しいウッヒョァアアアアアwww」していました。


 しかし企画が始まっているからには、何か書かねばならぬ。
「なに書こー」と悩み始めてみたものの、マジで何も思い浮かばないので電脳天使ジブリールに興じる日々……………。

 電脳天使ジブリールの合間を縫いつつ、下書きメモに案を4つくらい書いたのですが、どうもしっくりこない。

 せっかくなので、没になった案たちをここでご紹介(供養)します。


案1 「幼馴染のミミックが宝箱に擬態してるけど絶対に開けてやらない」

 1,000,000,000,000,066,600,000,000,000,001個の災厄を封印している幼馴染、パンドラミミ子(Gカップ、スレンダー体型)だったが、ひょんなことから災厄のうち一つが解き放たれてしまう。
 それは「想い人と決して結ばれない」という災厄だった……

 という話でしたが、着地地点が分かんなかったので没になりました。あと1,000,000,000,000,066,600,000,000,000,001っていちいちコピペするのが面倒くさい。(忘れましたが、なんちゃかという悪魔関係の数字です)

案2 「煙草の魔人」

 喫煙室の煙草に擬態した悪魔が、未成年の少女をたぶらかして魂を奪おうとする話。
 手癖で書くならこれでしたが、実際書いてみたら必然性というか、とにかくしっくりこなかったので没に。運命の羅針盤という面白アイテムが出てきたので、それはいつか使いたいと思った。
 
案3 「学長に化けたミミックでした」

 勇者育成学校の学長に成りすました魔王が、将来性のある勇者をミミックに化けてあらかじめ殺していたが、自らの欺瞞によって正体が看破され、魔女との一騎打ちをする物語。
 書いてみて面白くなりそうではあったんですが、起承転結がうまくまとまらなかったので没に。魔力遣いの魔女と魔王の一騎打ちはかなり熱かったです。

案4 「生まれたてのミミックの話」

 今作の原点となった案です。
 当初の予定ではミミックが人の言葉を理解したり、喋ったりしていましたが、これは書いているうちに自然消滅しました。
 
 孤独というか、二人きりの関係というのがテーマになりそうなのと、
 他の案がぜんぶ没になった関係で、消去法的に案4で進めてみることになりました。
 


 次は書体を考えます。どういう文体で書くかー、とか人称はどうするかー、って感じのやつです。
 今回はあまり小説を書ける気がしなかったのと、げんふうけいの頃の三秋縋の文体(あと作風)に挑戦したいというのが決まっていたので、ほとんど悩みませんでした。


 今回はパソコンでなく、スマホで執筆してみました。というのも、目標とする文体を書くにはキーボードだと駆け足になりすぎると思ったからです。スマホだとフリック入力だから、考える速度に対して入力の速度が速くなりすぎないというか。

 あと部屋の電気を全部消して、布団に入って書くようにしてました。その方がミミックにより近づけるからというよりは、寝る前にぽちょぽちょやっていたので必然的にそうなっただけなんですが、結果的に集中して書けました。

 あとはもう、ミミックを見守りながら書くだけです。終始「大丈夫かコイツ」ってなってましたが、死なない少女を意図的に出してから、彼なりに色々と思うところがあって、結果として一つの話になれたような気がします。


 16節くらいまで書いたあたりで、自分でもようやく「これはこういう話だったんだなー」というのが分かり始めてきたので、そこからは早かったです。
 全体の8割が見えてくれば、自ずと全体像が浮かんでくる的な。黒い画用紙に白いペンキを垂らして、ある時点でなんらかのモチーフが浮かび上がってくるような。

 だから特に「こういう展開にするー」っては決めてなかったんですが、無事に物語としてまとまったのでよかったです(お前はいつも結果オーライだ)

 エピローグでは、考古学者に言いたいことを全部言ってもらうために出てきてもらいました。そして最後の展開は、わりとご都合主義かなとも思ったんですが、ぼくがハッピーエンドじゃないと嫌だったのでそうしました……(エゴ)

 そんな感じで、この物語が出来ました。

 自分はわりと「登場人物が一体どういう風になるのか」気になって小説を書いているところがあるんだなーと思います。だいたい、今までもそうだったと思います。


 新しい文体に挑戦したり、事前にプロットが固まらないまま書き上げたりで、結構心配だったのですが、今回は特に、読んでいた方にすごく好評をいただいて嬉しいです。

 また次回も懲りずに書いてみようと思いますので、よろしくお願いします。

 そんなわけで神崎ひなたでした。

 またいずれお会いしましょう。





 

 

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