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アニメ史

 ガンダムについて触れたのですが、私はすべて一貫するのは創作の歴史って面で似たような法則を帯びると思っています。歴史は科学じゃないとは良く言われます。それは1度きりの現象に意味を見出してもしょうがないからです。シュミレーションなどやれば分かると思います。ガンダムに何かを見出すのではなくて、アニメ史の歴史を見ると、60年代アトム、70年代、ヤマト、80年代、ガンダム、90年代、エヴァンゲリオン。多分これで多くの人は納得できる代表作だと思います。エポックメイキング的作品が生まれてそのフォロアー的作品が大量生産される。ただヤマトやアトムはそうじゃないです。それはまだアニメが少なかったからだと思います。そしてガンダムはヤマトを受けて作られてるので影響を受けた作品だと思います。

 さてゼロ年代をどう見るか?で私はハルヒだと見ています。誰でも思うでしょう一昔前の流行で学園ラブコメがあったなと考えるからです。10年代もそれが続いた流れで、インフィニストラトスや氷菓の様な変わり種の作品も出来てきます。こういうのが出てきたら末期だと思います。この時代登場するのがネット小説から誕生したソードアートオンラインです。

 私は10年代はSAOで決まりだと見ています。これほどの大きな影響力を持った作品を知りません。そして過去のアニメ史の法則と良く一致します。

 ただネットではSAOはすごく人気が無いです。何故か?古典的な小説や漫画で重視されるような部分が稚拙だからです。人間ドラマとストーリー展開の驚き、バトル。ただアインクラッド編の1話は素直に絶賛されると思います。あのインパクトは物語の王道の良さだと思います。漫画小説の読者として目の肥えた人は嫌う傾向が強い作品がSAOです。これゆえおそらく高く評価されないと思います。

 ネット小説をアニメ史で見る私の見方は多分邪道なんだと思います。でも私はネット小説に注目してるのは、ネット小説の外に影響を与えるからです。そうじゃないとネット小説なんてどうでも良いです。ラノベやアニメの価値で見ないとネット小説てあんまり価値が無いと思います。何故大量にラノベ化されるネット小説の大半がアニメ化されないか?と言うとネット小説の中で特に異世界転生転移ものがあまりに些細な変化過ぎてラノベまでしか行かないからです。だから私はアニメまでいかないネット小説は意味が無いと見ています。

 確かに面白いのですが、どうも異世界転生転移ってどの作品も似すぎてる。あれはアニメじゃ無理。リゼロを見てすぐにアニメ会社力入れすぎって分かりました。私はネット小説の価値重視しています。それでも一般オタクとネットアングラを繋ぐ部分としてあれが背一杯だろうと見ています。

 カクヨムに来た多くの作家は異世界転生転移を嫌っています。しかし、ネットで多くの人の支持を得るにはオタク受けしなくちゃ駄目です。それにはアニメ史を読み解くような感性が必要になります。異世界転生転移以外の作品として、古典、一般を選択する作家はセンスが無いと思っています。絶対に多くの人に受けないのを覚悟して作るなら良いのですけどね…。自分の作品が受けないのは、ネットで一番多いオタク層に受けて無いからです。一般、古典を作るんじゃないくて、異世界転生転移を嫌ってるなら、次世代のSAOを作ったら?って本気で思っています。別に多くの人に受けたくないのなら良いのですけどね。

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