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2次創作的物語

 まあ私エッセイの運営批判基本批判的なんですよ。何故私が近況ノートでやってるか?目立つ場所にはそれなりのものを晒すって信念があるからです。ネットってのは場所を使い分ければプライベートルームに出来ます。所謂ちらしのウラを簡単に作れます。そういうのが分かって無いのか?わざと目立ちたい人がいるのか?分かりませんけどどうも無頓着な人がいる。私も例外じゃ無いですが書き手ってのは自己顕示欲が基本強い。それだけで何かを書くなって批判的です。最初にこれを書いたのは批判のためじゃ無いです。

 私自身切り出してエッセイにしたいなと思うけどどうも今踏み切れないからです。私の話しはその他がふさわしいのかもしれません。ハウトゥーの話しはさっぱり無いですから。創る事じゃなくて徹底した読者の傾向を絡めた創作論ですからね。創作論の続編みたいのはイマイチやる気無いです。かなり厚みのある事書けてますけど、それでもまだ足りないなと思うから。微妙にテーマはしっかりしてるのに細部で被ってるし。切り口が違うから気にして無いのですけど、さすがに被りすぎ。

 次に徒然の続編ってのもつまらないなと。後圧倒的に感想の方が人気が高かった部分です。ただあれは読む作業が嫌いで辞めたのでもう2度と意味が無い限り再開は無いです。ランキングの傾向見るため仕方なく読んでただけで正直全体で言えば苦痛の方が勝ってました。今もブックマークで読んでるのはその副産物に過ぎません。

 最近の話し個人的には無茶苦茶面白くて、本当は作品として書きたくて仕方ない。そもそも感想も批判的なんですよ。意味が無いから。何度も書いてるけど、個人の感想ってもう一つです。読み物としては面白いけど、セットになった評価や中身読まずにタイトルだけで自分で読んで見るか?って勧誘に期待できない。元々一般小説も売れ線があって別にライトノベル=ライト層じゃ無いです。単にリアリズムが緩いほうがより頭を使わないだけです。

 根本的には売れ線の大半はしょーもないと思う作品が多いです。しょーもないけど面白い。だから私一般だろうがライトノベルだろうがどっちでもそう変わらんだろ?って思いがあるからラノベ馬鹿にされると不快になります。問題は売れ線とは言えない質作品ですが、これはマジで個人的好みが強すぎる。もちろん高いレベルの読み手の力が必要とされる。でも単純にそれだけじゃないです。とにかく個人の癖が強くてそれで大半アウトです。私としては読み物としては作品全体の傾向分析の方が面白いです。そういうアプローチの話なら見たいです。もっと突っ込むと読後感想以外見る気が無いのに、誰一人重ならない。未読については一人の作品紹介はどうでも良いから無視しています。余程その人の事知っていてこの人が進めるなら見たいじゃないと自分にとって外れが多い。

 えらい話ずれたのは、もっとまとまった形にしたいなと思うからです。2次創作に触れないといけないと思ったので。2次創作と普通の創作の違いって、普通の創作も基本コピーです。その仕方の違いです。2次創作って分かりやすく言うとハンバーガーで、普通の創作は別にオリジナルと言えない料理です。ハンバーグとパンを自分で創ってない。ただ組み合わせているだけ。それに対して素材から切り出して味付けして作っていきます。ただレシピが完全にオリジナルじゃ無いだけです。どんな作品も模倣だというのは2次創作作家の開き直りです。

 例えば深夜アニメで活躍してるまどマギの虚淵氏ですが、一度元ネタリストを分析していた人がいたので見たのですが、数分で見るの辞めました。あまりに酷くて…。ほんのちょっとのしーんにものすごい元ネタの情報量…。一応知ってましたよ。それでもここまで凄かったかと。私は評価が高いです。何故か?2つです。元ネタ知らないからです。後は私そもそも2次創作的物語の面白さって結果として面白いか?だけで配合に個性があればそれで良いと思っています。個性を感じる部分がそもそも違う。虚淵氏は元ネタのチョイスがかなり上手いです。今の流行から引っ張ることは皆無です。彼自身そういうの自分の好みから出来ないと話していますから。なのに結果としては今のオタクに受けてる。不思議な作家さんです。

 後は、なろうに関してはもう元のなろう原型分からないほどぐちゃぐちゃになって細分化してるのでこれは別物で良いです。何故こんな事が起きたか?と言うと異常に進化スピードが速すぎてちょっと時間たつともう新しい作品だと言えるほど元から変化してるからです。この進化スピードは商業作品ではありえません。同人に多い漫画も苦しいです。物語として最速だろう小説だけが持つ特性です。私がネット小説にある程度は期待してるのが分かると思います。

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