蒸奇都市倶楽部

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2019年5月1日に登録

SF
異世界ファンタジー

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2020年9月26日
『暗翳の火床』完結
先日9月21日（月・祝）の更新をもちまして『暗翳の火床』は完結を迎えました。 3月20日の掲載開始以来、約半年にわたって全84回、約28万文字の小説となりました。ここまでお読みくださりありがとうございます。掲載した『暗翳の火床』は冊子（同人誌）版からの転載ではありますが、 Webへの転載にあたり一部で改行の位置や表記を改めていますこと、事後的にではありますがお断りしておきます。（冊子版については規約の関係で宣伝はできません。）蒸奇都市倶楽部の次回作は時期も内容も未定です。決まった際には活動報告やツイッターなどでお知らせしますので、ぜひ蒸気都市倶楽部をフォローしてください。なお当倶楽部の世界設定はすべての作品で共通しています。『暗翳の火床』で当倶楽部の作品を初めてご覧になり気に入っていただけましたら、ぜひ他の作品もあわせて読んでみてください。今後とも蒸奇都市倶楽部をよろしくお願いいたします。
2020年3月20日
『暗翳の火床』更新予定日
3月20日より公開されました『暗翳の火床』の更新予定時間や日付などの一覧です。【連載開始】 3月20日（金、祝）午前9時の更新をもって【連載終了】 9月21日（月、祝）午前9時の更新をもって【更新日】「水曜日」「土曜日」「日曜日」「祝日」午前6時ただし期間中、サークルがイベントに出展するため4回のお休みがあります。下に詳しい日付を掲載しています【連載回数】全83回【更新日の詳細】 3月 20,21,22,25,28,29 4月 1,4,5,8,11,15,18,19,22,25,26,29 5月 2,3,4,5,9,10,13,16,17,20,23,24,27,30,31 6月 3,6,7,10,13,14,17,20,24,27,28 7月 1,4,5,8,11,12,15,18,19,22,23,24,25,26,29 8月 1,2,5,8,9,10,12,15,16,19,22,23,26,29,30 9月 2,5,9,12,13,16,19,20,21 【更新を行わない日】下記の4日 ※イベント開催中止となりましても更新はお休みします。（2020年4月1日追記） *4月12日（日）『名古屋コミティア』出展→イベント中止 *5月6日（水、祝）『文学フリマ東京』出展→イベント中止 *6月21日（日）『文学フリマ岩手』出展 *9月6日（日）『文学フリマ大阪』出展
2020年3月8日
新作『暗翳の火床』掲載開始日　決定！
『暗翳の火床』の掲載開始日と更新日が決定しましたので、お伝えします。『暗翳の火床』のあらすじは以前の近況ノート（ https://kakuyomu.jp/users/joukitoshi-club/news/1177354054893708761 ）および、作品公開後は作品の扉をご参照ください。【第1回掲載】 3月20日（金・祝）午前9時【各回更新日】『水・土・日・祝日』の午前6時です。全83回で9月21日（月・祝）まで更新予定です。ただし期間中、イベント出展日は更新をお休みします。詳しい更新日は、掲載開始後に新しい近況ノートで一覧として公開するほか、当倶楽部のTwitter（@steam_city_club）で一覧表として画像化していますので、それらをご覧ください。約500ページの文庫を約半年かけての公開となります。よろしくお願いいたします。蒸奇都市倶楽部
2020年1月18日
新作『暗翳の火床』あらすじ
3月掲載開始予定の長編『暗翳の火床』（※）のあらすじを先行公開します。（※「暗翳＝アンエイ」「火床＝カショウ」と読みます） ========================================= 「ようこそ、我が〈地下炉〉へッッ！」蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった。都市国家、帝都。世界で最も蒸気機関が普及したこの国は〈蒸気都市〉とも呼ばれ、その工業力と労働力によって多大なる発展と発達を遂げていた。　　　　＊いまその帝都に一人の女が降り立つ。蒸気機関の普及せぬ東の地よりこの帝都へ赴任を果たしたのは南海楓。帝都に支部を置く組織の実務員である彼女は後輩の教導のため、世界随一の都市国家へ初めて足を踏み入れたのであった。初めての帝都となれば、見るもの、聞くもの、経験するもの、楓にとってはなにもかもが新鮮で、その煤煙のすさまじさにすら驚きと目まいを覚えてしまうほどだ。そんな彼女は目もくらむような都会の落とし穴にはまったく気付かない。こうした華やかな都市には日常的に犯罪がつきものだという落とし穴に。赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。仮面を着けた詰襟姿の一味、犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。いやな予感を覚えながらも話しかけようとする楓は、いきなり連中に襲いかかられてしまう。そしてその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。　　　　＊いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。東部市の人目のつかぬ通りにて、浮浪者が連れ去られているのだという。だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。犯行の陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほら見えるという。となれば看過していられないのが帝都探偵協会所属の探偵、わけても坂下探偵とその仲間たちであった。路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。　　　　＊坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。　　　　＊それは一人の男の焦りからはじまった。彼女はただ巻き込まれただけなのだ。むろん、帝都では事件に巻き込まれるなど日常的であるかもしれない。もっとも外国人の彼女にはそれが通用しない。 ========================================= ◆諸注意◆ ＊本作は当倶楽部（ユーザー：蒸奇都市倶楽部）が発行する同人誌からの転載です。＊転載は著作権者が自ら行っておりますので権利上の問題はございません。＊本作は小説投稿サイト『小説家になろう』にも同日程で掲載される予定です。
2020年1月18日
『自警団の結成』完結！　と次の連載
『自警団の結成』は本日1月18日の更新をもって完結しました。ここまでお読みくださりありがとうございます。 ◆毎日更新はひと段落『自警団～』の前に掲載していた『言伝は時計にのせて』以来、昨年12月8日から約一か月続いていた毎日連載もこれでひと段落です。改めてお読みくださりありがとうございます。 ◆次の掲載は『暗翳（アンエイ）の火床』『自警団の結成』完結によって、以前の近況ノート『今後の掲載予定につきまして』（https://kakuyomu.jp/users/joukitoshi-club/news/1177354054892830161）にて示しました三作のうち二作の掲載が完了しました。次の掲載予定となる本格的な長編『暗翳（アンエイ）の火床』は、既報の通り今年度内に連載を開始する予定です。具体的には3月中旬となる見込みで作業を進めております。蒸奇都市倶楽部の新作『暗翳（アンエイ）の火床』の公開を楽しみにお待ちください。
2020年1月3日
『自警団の結成』連載開始！（1月4日より）
★トピック 1月4日より中編『自警団の結成』を連載します。毎日更新で18日まで続きます。こうご期待ください！ ◆詳細昨年12月8日から一か月近くにわたって毎日更新を続けてまいりました『言伝は時計になろう』は明日1月4日の更新をもって完結します。連日であれとびとびであれ、お読みくださった方に深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。その完結と同日の1月4日21時より、新しい中編『自警団の結成』を連載します。完結の1月18日までの全15回を毎日更新とします。投稿時間は月～金の更新を6時に統一し、土日のみ8時（土曜日）と9時（日曜日）の更新となります。また初回の4日と最終回の18日のみ21時更新です。以下、あらすじとお断りです。【『自警団の結成』あらすじ】蒸気大戦が休戦なった直後の帝都、連合軍の包囲を受けていたこの街では物資が窮乏し、各地からの横流し品による闇市が栄えていた。小さな闇市の顔役を務める道重（みちしげ）は、見慣れない米屋がものを売っているのを見かけた。良心的な価格でものを売る米屋に道重はこの闇市にとどまって商売を続けてほしいと声をかけるが、その米屋を追った復員兵が闇市に乗り込んでくる。この時期、帝都には戦地からの復員兵が続々と送り返されていた。過酷な戦場から帰された彼らは、迎えるべき英雄ではなく忌むべき暴徒と化していた。復員兵は闇市に目をつけ、徒党を組んでこれらを支配下に置いていたが、道重たちの闇市を訪れた一味もご多聞に漏れず、みかじめ料をせしてめてきて……。後に『戦後の混乱期』と呼ばれる時期の〈蒸気都市〉帝都を描いた中編小説です。【初出】蒸奇都市倶楽部発行の同人誌『蒸奇都市倶楽部報「地底の大機関」』（2014年5月初版発行）の絶版に伴い、著作権者の手により一部を改稿したうえで掲載します。【ジャンルについて】当サークルの普段の作風は『スチームパンク“風”』、すなわちSFな架空世界が舞台なのですが、本作はその節介の過去に焦点を当てたものでスチームパンク色（科学要素）がないので、ジャンルがよくわりません。さしあたって広く意味を取って【異世界ファンタジー】としています。
2019年12月8日
今後の掲載予定につきまして
◆今後の掲載予定さきほど連作短編『言伝は時計にのせて』の毎日投稿を開始しました。該当記事でも述べております通り、全29節を毎日投稿を行い、2020年1月5日に終了します。 →日付の計算を誤っておりました。1月4日終了です。申し訳ありません。（※12月28日追記）その後の『カクヨム』への掲載予定を説明させていただきます。『言伝は時計にのせて』の完結後には、中編小説『自警団の結成』を掲載予定です。『自警団の結成』は完結済み（同人誌掲載作の一部改稿）で、現状で全15節ですが、場合によっては分割位置を見直して1～2節ほど増える可能性があります。投稿頻度は未定ですが、少なくとも週に2回以上の掲載を行い冬の内に終わらせます。その後、当倶楽部のブログやツイッターで以前から告知しておりました長編『暗翳の火床（かしょう）』を掲載します。こちらも当倶楽部が権利を有する同人誌からの転載でして、作品は完結しています。現在この『暗翳の火床』の掲載へ向けた分割作業を行っている最中です。各節4000字ほどと見積もっても50回前後におよぶ長編でして、掲載回数はまだ確定していません。掲載時期に関しましては今年度中の開始を見込んでおります。まとめますと、（１）『言伝は時計にのせて』：1月5日まで→4日まで（２）『自警団の結成』：（１）の掲載後（３）『暗翳の火床』：年度内となります。 ◆拡充達成状況 10月21日公開の近況ノート『拡充していきます』内にて述べました、『年内には両サイト（※『カクヨム』および『小説家になろう』）で同等となるように掲載していきます。』について、現在8割ほどの達成状況となっております。『暗翳の火床』掲載も含めて拡充を続けてまいります。 ◆追伸作品への感想や応援、ありがとうございます。サークルアカウントのため個別に返信が行えないのは心苦しいのですが、とても励みになります。今後とも蒸奇都市倶楽部の作品をよろしくお願いいたします。蒸奇都市倶楽部（シワ）
2019年12月8日
『言伝は時計にのせて』投稿開始
『カクヨム』で読める蒸奇都市倶楽部の小説を順次に増やしていきます。本日より連作短編『言伝は時計にのせて』の投稿を開始します。予約投稿も含めて毎日投稿の予定です（全29節＝29日間）。投稿時間については朝昼晩とばらける予定です。（現状、固定した時間での掲載ではありません）『言伝は時計にのせて』は、〈蒸気都市〉帝都にて機械の修理などを手広く手がける機関調律師を志す『私』が、携わった機械とそれにかかわる人々との記録をつづった一人称の作品です。機関調律師なる職は、作中においてもまだ定義が決まっていない仕事ですが、広い意味での修理屋だととらえてくださって差し支えありません。作風はいつも通りの「スチームパンク“風”」です。蒸奇都市〈帝都〉にまつわる人と機械の物語、お楽しみくだされば幸いです。【お断り】連作となっており、『言伝は時計にのせて』は第一話目で表題作という扱いにしていますが、貫通するタイトルが思いついた場合には変更する可能性があります。＊現在は二話目の終わりで執筆が停止しておりますので、そこまで掲載してひとまず完結扱いとします。＊全29節。12月8日より毎日掲載で1月5日に二話まで完結します。→1月4日まででした。申し訳ありません。（12月28日追記） ◆一話目『言伝は時計にのせて』は絶版の同人作品を改稿したものです。 ◆小説投稿サイト『小説家になろう』にて全文掲載済みです。『小説家になろう』掲載分からは一部の分割箇所を変えていますが、作品内容には手を加えておりません。すべて著作権者の手による転載です。（重複記載）蒸奇都市倶楽部（シワ）
2019年10月21日
拡充していきます
『カクヨム』で読める蒸奇都市倶楽部の小説を順次に増やしていきます。現在は先発で運用していた『小説家になろう』に比べて、『カクヨム』掲載分は大幅に少なくなっておりますが、これについて順次に拡充をはかっていき、年内には両サイトで同等となるように掲載していきます。
2019年5月1日
『白き貌』公開予定とその後
連載物として『白き貌』を掲載いたしました。推理をしない探偵と怪盗が衝突する、なんだかそれっぽい雰囲気のお話です。『白き貌』は全6回でして、5日まで以下の時間に予約公開いたします。 2日から5日まで：各日午前10時 5日のみ：午後10時（最終回）スタートダッシュとして一気に公開をしましたが、『白き貌』の後は投稿頻度ががくっと落ちます。もし蒸奇都市倶楽部の作品世界を気に入っていただけましたら、今後ともよろしくお願いします。
2019年5月1日
『帝都へ』『地底の大機関』掲載
当倶楽部の作品のうち、短いものの中で比較的「スチームパンク"風"」の作品世界をつかみやすいと思われる二作『帝都へ』『地底の大機関』をそれぞれ掲載いたしました。
2019年5月1日
アカウントを開設した蒸奇都市倶楽部のスチームパンク風とは
はじめまして、蒸奇都市倶楽部（ジョウキトシクラブ）です。スチームパンク“風”の作品を発表、発行するサークルとして、普段は即売会などでのオフライン活動が中心ですが、作品をより多くの方に届けたいとの思いから、このたび『カクヨム』にカウントを開設いたしました。普段の活動などはTwitterや当倶楽部のブログをご覧ください。蒸奇都市倶楽部（電子広報）：http://steamengine1901.blog.fc2.com/ 以下にあれこれと「スチームパンク」などについて書き連ねますが、免責事項のようなものですので、手っ取り早く当倶楽部の作品をお読みになりたい方は読み飛ばしてください。　　　※　　　※　　　※ さて、スチームパンクというのは、おおざっぱに言えば蒸気機関が異様発展・発達した世界でのあれこれを描くジャンルです。もっともスチームパンクとはいいながらも蒸気機関のみならず、架空のエーテル機関やそれに準ずる装置を用いた作品もあったりします。一応はSFではありますが、ファンタジー色が濃いものもあるなど、ジャンルの定義が難しいので、そういった部分の詳しいことは各自で調べていただければ幸いです。当倶楽部の「スチームパンク」成分といいますと「蒸気機関が発達した架空の世界を舞台としている」という部分に集約されましょうか。すべての作品をこの同一世界での出来事として描いています。全体的に第二次世界大戦前をモチーフとした世界設定とし、中でも主な舞台となる〈蒸気都市〉帝都は戦前の大正・昭和をモデルとしています。　　　※　　　※　　　※ 各作品を同一世界としているのは、作品や登場人物を通して同一の作品世界を複層的に描き出すことで、作品世界の“風”を少しでも身近に感じていただきたいという考えに基づいています。製作者として世界設定に強い愛着があるのも否定できません。また、「歴史改変要素を含まない（オリジナルの世界設定からなる）スチームパンク作品である」との思いから「“風”」にしているという理由もあります。これはいくらかのスチームパンク作品が「現実の歴史改変要素」（カクヨムのジャンルで言うならば、「現代ファンタジー」や「歴史・時代・伝奇」にも該当するもの）を含んでいるためで、それに対する断り書きのようなものです。先ほども書いたように、ジャンルの定義は難しいですから。なので、スチームパンクの一応の大本の枠は「SF」ではありますが、当倶楽部の各作品のジャンルも「異世界ファンタジー」等になる可能性もあります。　　　※　　　※　　　※ 以上、長々と書き連ねましたが、当倶楽部は「漠然とスチームパンクっぽい世界と人々」を舞台とした作品を送るサークルであります。なお、サークル名義でのアカウントではありますが、管理はサークルの委託を受けたメンバーが一人でやっております。蒸奇都市倶楽部（2019.5.1）