はじめまして、蒸奇都市倶楽部(ジョウキ トシクラブ)です。
スチームパンク“風”の作品を発表、発行するサークルとして、普段は即売会などでのオフライン活動が中心ですが、作品をより多くの方に届けたいとの思いから、このたび『カクヨム』にカウントを開設いたしました。
普段の活動などはTwitterや当倶楽部のブログをご覧ください。
蒸奇都市倶楽部(電子広報):
http://steamengine1901.blog.fc2.com/以下にあれこれと「スチームパンク」などについて書き連ねますが、免責事項のようなものですので、手っ取り早く当倶楽部の作品をお読みになりたい方は読み飛ばしてください。
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さて、スチームパンクというのは、おおざっぱに言えば蒸気機関が異様発展・発達した世界でのあれこれを描くジャンルです。もっともスチームパンクとはいいながらも蒸気機関のみならず、架空のエーテル機関やそれに準ずる装置を用いた作品もあったりします。一応はSFではありますが、ファンタジー色が濃いものもあるなど、ジャンルの定義が難しいので、そういった部分の詳しいことは各自で調べていただければ幸いです。
当倶楽部の「スチームパンク」成分といいますと「蒸気機関が発達した架空の世界を舞台としている」という部分に集約されましょうか。すべての作品をこの同一世界での出来事として描いています。
全体的に第二次世界大戦前をモチーフとした世界設定とし、中でも主な舞台となる〈蒸気都市〉帝都は戦前の大正・昭和をモデルとしています。
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各作品を同一世界としているのは、作品や登場人物を通して同一の作品世界を複層的に描き出すことで、作品世界の“風”を少しでも身近に感じていただきたいという考えに基づいています。製作者として世界設定に強い愛着があるのも否定できません。
また、「歴史改変要素を含まない(オリジナルの世界設定からなる)スチームパンク作品である」との思いから「“風”」にしているという理由もあります。
これはいくらかのスチームパンク作品が「現実の歴史改変要素」(カクヨムのジャンルで言うならば、「現代ファンタジー」や「歴史・時代・伝奇」にも該当するもの)を含んでいるためで、それに対する断り書きのようなものです。
先ほども書いたように、ジャンルの定義は難しいですから。
なので、スチームパンクの一応の大本の枠は「SF」ではありますが、当倶楽部の各作品のジャンルも「異世界ファンタジー」等になる可能性もあります。
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以上、長々と書き連ねましたが、当倶楽部は「漠然とスチームパンクっぽい世界と人々」を舞台とした作品を送るサークルであります。
なお、サークル名義でのアカウントではありますが、管理はサークルの委託を受けたメンバーが一人でやっております。
蒸奇都市倶楽部(2019.5.1)