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『自警団の結成』連載開始!(1月4日より)

★トピック
1月4日より中編『自警団の結成』を連載します。
毎日更新で18日まで続きます。
こうご期待ください!

◆詳細
昨年12月8日から一か月近くにわたって毎日更新を続けてまいりました
『言伝は時計になろう』は明日1月4日の更新をもって完結します。
連日であれとびとびであれ、お読みくださった方に深くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

その完結と同日の1月4日21時より、
新しい中編『自警団の結成』を連載します。
完結の1月18日までの全15回を毎日更新とします。

投稿時間は月~金の更新を6時に統一し、
土日のみ8時(土曜日)と9時(日曜日)の更新となります。
また初回の4日と最終回の18日のみ21時更新です。

以下、あらすじとお断りです。


【『自警団の結成』あらすじ】
蒸気大戦が休戦なった直後の帝都、連合軍の包囲を受けていたこの街では物資が窮乏し、各地からの横流し品による闇市が栄えていた。
小さな闇市の顔役を務める道重(みちしげ)は、
見慣れない米屋がものを売っているのを見かけた。良心的な価格でものを売る米屋に道重はこの闇市にとどまって商売を続けてほしいと声をかけるが、その米屋を追った復員兵が闇市に乗り込んでくる。

この時期、帝都には戦地からの復員兵が続々と送り返されていた。過酷な戦場から帰された彼らは、迎えるべき英雄ではなく忌むべき暴徒と化していた。復員兵は闇市に目をつけ、徒党を組んでこれらを支配下に置いていたが、道重たちの闇市を訪れた一味もご多聞に漏れず、みかじめ料をせしてめてきて……。

後に『戦後の混乱期』と呼ばれる時期の〈蒸気都市〉帝都を描いた中編小説です。


【初出】
蒸奇都市倶楽部発行の同人誌『蒸奇都市倶楽部報「地底の大機関」』(2014年5月初版発行)の絶版に伴い、著作権者の手により一部を改稿したうえで掲載します。

【ジャンルについて】
当サークルの普段の作風は『スチームパンク“風”』、すなわちSFな架空世界が舞台なのですが、本作はその節介の過去に焦点を当てたものでスチームパンク色(科学要素)がないので、ジャンルがよくわりません。さしあたって広く意味を取って【異世界ファンタジー】としています。

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