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「陽平くんの薔薇」公開について 


 まず最初に、ここでお名前は載せませんが、家族の他に公開前に読んでいただき、感想をいただいた方々に深い感謝を。
 
 恋愛モノそれも大学生のという作品は、私にとってハードルの高い挑戦でした。下書きを書き上げた時点では不満というか不安はあるのだけど、それが何かいまいち判りませんでした。

 そこで下読みをお願いし、感想等をお願いしたところ、私自身が具体的に思いつかなかった意見を頂けました。おかげで下書き段階よりかなり良い作品になったのではと思っています。

 いただいたご意見をきちんと反映出来ているかと言えば、正直自信はありません。それは私の力量不足に拠るもので、せっかくいただいたご意見を生かし切れていないせいです。

 にも関わらず公開に踏み切ったのは、現時点での私ではこれ以上は難しいと思ったことと、難しいからといって公開しないとなれば、いつ公開できるのかと思ったからです。

 この辺が、ワナビの方々と異なり、趣味で書いているだけの私なのかなぁなどと思っています。

 拙作へは、厳しいご意見も歓迎です。コメント欄で書けないようなことでもこのノートで指摘していただければありがたいです。

 

15件のコメント

  •  今まで読んだ中でまず一つ。
    「うん。陽平くんと会わなかったら一人で行けた……と思う。でも一緒に行ってくれそうな陽平くんに会ってしまったら……ちょっと安心したのか、一人がとても怖く感じて……ごめんね」
     この台詞ですが、湯煙様は実際にこんな言葉遣いをしますか? またはこの年頃の女の子がこんな言葉遣いをすると思いますか?

     私が作品を書く時の気をつける事の一つに、自然な台詞があります。台詞は日常使っているものです。台詞一つとっても相手によっても変化します。その選び方によって、読み手側に不自然さを与える事を覚えておいてください。

     ちょっとした事ですが、私ならこうします。
    「うん。陽平くんと会わなかったら……ね。でも一緒に行ってくれそうな陽平くんに会っちゃったから……ちょっと安心したのかな? 一人がとても怖く感じて……ごめんね」
     少なくとも『会ってしまった』とは言わないでしょう。
  • えーきち 様

     ご意見ありがとうございます。

     自然な台詞。

     なるほど。仰って下さったことにこれから気をつけます。
  • 『逃げてしまった』

     やはり台詞が気になります。
     特に酔っぱらいのお客様に対する陽平の台詞ですね。
     梨奈とお客の間に割り込んだ第一声ですが、怒ったお客に『店の信用問題』と言った所で、そんな事そっちの都合だろ? となって返って怒らせる事になります。
     陽平は事をおさめようと間に入っているので第一声は『お客様、申し訳ございません』が妥当です。続く陽平の言葉も、読んでいる限り高圧的な感じに受け取られます。店側が下手に出て、『お客様にご迷惑がかかりますので』と伺えるような言葉を選んだ方がいいと思います。
     その後の梨奈を下げる時の台詞も、耳元で聞こえないように言った方がいいでしょう。

     この辺りのお客とのやり取りは、自分が対応される側と考えて、腹が立たない言葉を選んでみてはどうでしょうか?


     各人物の人柄に合わせて、言いまわしなども変えてみるといいかもしれません。言葉から人物像が浮かんでくるような。
     啓太は元ラガーマンと言った表記(あとイケメン)しかないので、それ以外の情報が少なく、情景が頭に思い描きにくいと思います。
     そこで台詞なのですが、どちらかと言うと、メガネを掛けたインテリ風なしゃべり方をするのでどうも人物像がフワッとしてしまいます。


     あくまでも私的意見ですのでそこは誤解のないように。
     絶対にこれが正しいぞという訳ではありません。
  • えーきち 様

     ご指摘ありがとうございます。

     客への台詞については、私の描写不足というか力量不足なのだなぁと感じました。というのは、陽平は事をおさめようというより、梨奈を守りたい気持ちが強いので、多少ぶつかろうと気にしない姿勢を出したつもりでした。

     各人物の人柄にあわせての点。
     仰る通りだなぁと思います。今後、キャラの設定および造形で注意していきたいと思います


     前回に続き、ありがとうございます。
  • >多少ぶつかろうと気にしない姿勢を出したつもりでした。

     そうでしたか。理解しました。
     よくよく考えたらまだ学生ですからね。
     客対応が感情的になってしまったとしても、それはしょうがない事なのかもしれません。
     しかし、大人になれよ。そんな事じゃ好きな子はまもれないからな(笑


    『駆けた夜に』

     最初の二行目、三行目で『走った』という表記が二回でてきます。
     読み手としてくどく感じるので、表記を変えてみてはどうでしょうか?

    『あの角を曲がった先に彼女の部屋がある。急げ……。』
     このすぐ後の文章も、詳しく同じ事が書かれています。なので、この文章が必要ないように思えます。何故二度言う? となりました。

    『天井がガラスのテーブル』
     これは『天』または『天板』です。
  • えーきち 様

     たびたびのご指摘ありがとうございます。
     改稿する際、参考にさせていただける情報がとてもありがたいです。

     「走った」の点と、次のパラグラフのご指摘は、コンテスト参加作の執筆を終えた時点でまとめて修正しようと思います。

     とりあえず、「天井」については早速修正させていただきました。

     本当にありがとうございます
     
     

     
  • 『彼女の希望』『図書館前で』

     これはあくまで私的見解なのですが、湯煙様は行動描写の際に、必要以上事細かに描写しているように見受けられます。
     例えば『彼女が図書館の出口へ向かうのをチラッと見て、俺は本を閉じて持ち、元の書棚へ返すため立ち上がった。』がまさにそうです。
     『チラッと見て』以降の文章がやや説明的すぎて、文章のテンポを悪くしています。
     『閉じて持ち』まで書かなくとも問題ないでしょう。

     行動描写は細かいのに、登場人物の心的動きを見せる表情描写が少なく感じます。
     台詞だけで伝わると思わず、所々表情の描写が入った方が感情移入できるのではないでしょうか?
     例えば『「私も気にならないからいいじゃない」』ですが、後文にて『普段通りの笑顔』と書かれていますね。
     笑顔一つ取っても色々な笑顔がありますよね?
     『目を細め含むように笑う彼女』とか、読者の脳裏に浮かぶような人物像を作ってみるのも手かもしれません。

  • えーきち 様

     ご指摘ありがとうございますm(__)m

     ご指摘の……
     「必要以上に細かい行動描写」
     「行動描写に比して表情描写に乏しい」

     この二点。

     私の悪い癖なんですよね。

     意識していないと、更に、その傾向が強くなるのは判っていて、でもこうして指摘して下さると、もっと注意しなくてはいけないと反省いたします。

     家族からもよく言われるのですよねぇ(トオイメ

     今回もありがとうございました。
  • 『プレゼント』

    >当たって砕けろだ! って花瓶は割れちゃいけないけれども……。

     これは言葉を並べた方がいいと思います。
     花瓶は砕けちゃいけないけれども……。 って感じで。


     なかなか読みに来れずにすいません。
  • 『アベイ・ドゥ・クリュニーの鉢植え』

    >国内メーカーの花瓶で一万円程度の物で、優里のアドヴァイスにも従った。

    『で』を連続させずに文章を区切った方がいいと思います。
     国内メーカーの花瓶。一万円程度の物で、優里のアドヴァイスにも従った。
  • 『ダイニングバーで』

     絵里香に付きあっているのかどうか聞かれた時の梨奈がアッサリしすぎです。
     これが私だったらそこそこダメージを受けます。
     表情の描写がないだけに。突き放されている感が拭えません。ムッとした表情を挟んでみてはどうでしょうか?
    (一応、次の話を読んで梨奈の行動を確認してあります)
  • 『クリスマスイブ』

     レディースディのくだりで唐突に現実に引き戻されました(笑
     陽平の一喜一憂している様や、必死に自制心を働かせた様子が、表情などの描写で見せてほしいと感じました。
     もうちょっと狼狽えている様も欲しいですかね。

     「元々そんなつもりはなかったよ」(虚勢をはってみた)
     「ないの?」(上目づかいで見られた)
     「……ない……ような……気がする」(そんな目で見られてどう答えろと?)
     「ごめんね。……レディースデイなの」(陽平、気が抜ける)

     的な。
     
  • 『優里様』

    >あまり気にしていない。

     この後の『……だが気にはなる!』が少し不自然に感じます。
     湯煙様の伝えたい事が表し切れていないのではないでしょうか?
     『……いや、やっぱり気にはなる!』だと少しはわかるのですが。
  • 『全体』

     全体的に男性の複雑な心の動きが少ないように感じました。
     一途は一途でいいのですが、好かれると言うのはもっと舞い上がる物だと思います。
     フッた男もストーカーも引き際がアッサリすぎじゃないですかね? フッた男は執着しなさそうですけど、もっとヤな奴にしてもいいかもしれません。

     あと、告白した後、少し関係がギクシャクしませんかね?
     梨奈はともかく陽平はフラれている訳ですし。
     けど、梨奈の気持ちは聞けている訳だからそうはならないか……う~ん……
     陽平はグダグダ悩みそうな気がしますが。


     おっさんなのに少女漫画も読むので、恋愛モノは好きです。
     心温まる綺麗な恋愛ストーリーでした。
     面白かったです。ありがとうございました。
  • えーきち 様

     うわぁ、忙しくてカクヨムに来られないうちに、たくさんのコメントをありがとうございます。

     今回、読んでいただき本当にありがとうございました。
     またご指摘もたくさんいただいたこと、心から感謝しています。

     特に、他からも言われていて、自分でも判ってはいた「表情描写の少なさ」についてのご指摘はとても勉強になりました。今後の創作活動で必ず活かしたいと思います。

     今作は、家族と友人二名に下読みして貰い、その中で指摘されたことは修正していたのですが、えーきちさんに指摘され、納得しつつ「もっと細部に注意せねばな」と気持ちを強く持ちました。

     本当にありがとうございます。

     私にとって言葉はとても素敵で、そして不自由なものですが、ご指摘された点を糧にして、少しは自由なモノへと昇華させたいと思います。
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