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『母へのプレゼント』後書き

 あらすじ――なし

 本当は母の誕生日に完成を間に合わせたかったのですが、大幅に遅れてでの完成になりました。誤字脱字等何か間違った表現がありましたら、報告してもらえると有難いです。

 今回三人称で短編小説を書くのは初めてでした。私の中で三人称の小説は淡々としていて冷めたような印象があるので、それをなぞるように文章はできています。ただ、所々人の優しさを感じられるように書くべき部分はしっかりと掛けられたと思います。梨花に関しては、古文探究の先生が授業の始めに長々と語る娘さんをイメージしました。

 母に関してはまんま幼少期の頃の母です。思い出しながら書きました。母が好きかと言われたら、首を傾げますが、多分傍から見たらマザコンみたいなものだと思います。というのも、人と会話するという行動の大部分を占めているのが、母との会話です。ある意味、友達みたいな感覚を持っています。

 いつも拘ったところについて、述べるのですが、今回は特にありません。あくまでも日常の風景の一つとして描こうと試みた結果です。

 その代わりに最後に少し感想を。
 現代ドラマと言うジャンルで書くには『紗衣香の誕生日』以来です。その時は娘の方が誕生日と言う形でした。内容に関しては誕生日の範疇を外れてでの非日常的なものだったと思います。あまり意識はしていませんでしたが、本作品はそのアンチテーゼが含んだ部分があると、今書きながら思いました。

 ファミリーものは苦手ですが、やはりいいものですね。

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