あらすじ――なし
四日間で仕上げました。誤字脱字等あれば、報告してもらえると有難いです。
後書きと言って、いつもいつも感想みたいなものをだらだらと書くのは良くないと思い、今回は作品について重点的に述べられたら、いいなと思っています。
この作品のテーマは『初恋と言う名の病気』です。内容的には少しテーマから逸れたかもしれないです。
さて、どうして『ペトリコール』という作品を書いたのかということを説明したいと思います。まず『ペトリコール』という名前ですが、実はこの言葉ゴールデンウイーク前の授業で覚えました。そして、前々から体験談風のものを書きたいと思っていました。これらから連想した後に「初恋の匂いと失恋とこの言葉は合うんじゃないか」と考え、体験談として書いた感じです。
次に拘った部分としては、いつも私は登場人物を魅力的に書きたがるのですが、今回はあくまでも体験談なので語り手の”私情”の部分を前面に押し出して書いてみました。
あとは結構調べて書いています。初恋の時期が設定が1990年代なので、その時期のパチンコの事についてちょっとだけ調べました。これは本文では「CR機」と「レスキューキャッチャー」に出てます。他にも潮の満ち引きについても調べました。これは本文では「今日は大潮らしいです」の部分に出てます。
大体こんな感じですかね。この作品を読んでどう感じるかは完全に読者に寄るような気がします。
一応、読み込めるような描写みたいなものは書きました。
これは私の悪い癖なのですが、無理矢理何か小説の中にキーワードを作る癖があります。今回は「太陽」でした。それなりに本文の中にはそれに関係するものがあって、その例の一つである「大潮」は無理矢理入れたので、中々違和感があるかもです。注目して読むと、面白いかもしれません。