「カナリア」
<あらすじ>
山奥の高校に通う「私」は、親元を離れ、一人で生活をしている。
誰にも傍におらず、頼れる人もいない「私」は唯一の友だちである「少女」に恋心を抱いているが、中々思いを打ち明けれずにいて、日々少女に対する告白の夢を見ては友達を失うことへの恐怖を感じている。
久しぶりに完成させた短編小説(ショートショート)となりました。
本作品は心境小説として名高い「城の崎にて」から影響を受け、書こうと思った作品です。
心境小説自体は、著者の体験を多少の着色を加えて作られたものなわけなのですが、今回私が書いた「カナリア」では体験がもとになっていません。私という人間はまだまだ未熟なもので経験が浅いので、書く素材がないのです。(許してください)
でも、一応自分の心境というものを文章に言い換えて書いたつもりです。「城の崎にて」では著者の死生観が描かれたものになっていますが、自分の場合「孤独」という部分を着目しました。
まだ執筆途中
作品について後々解説したい。